SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

PLアウト! 残念な夏の甲子園出場停止。

2013年04月10日 | 高校野球

『高校野球の代名詞』
の地位を長い間保ってきたPL学園。

清原、桑田、立浪らをはじめ、
数多のプロ野球のスターを生み出してきた、
名門中の名門です。

そのPL学園、
2000年前後に一度、
激震に襲われたことがあります。

ちょうど現在の今江(千葉ロッテ)、朝井(元巨人)らが所属して、
全国制覇も視野に入れているといわれるチームの時。

暴力事件で確か、
1年間の出場停止処分だったのではないかと記憶しています。
そして桑田、清原らが入っていた『研志寮』が閉鎖され、
その頃から台頭してきた大阪桐蔭、履正社らの新興勢力の後塵を拝するきっかけになったのではなかったでしょうか。

前田健太(広島)が選抜に出場して4強まで上り詰めた時、
新聞・雑誌の記事などでは『PLは生まれ変わって、風通しのいいチームになった』
ということが盛んに言われたのですが、
今回の事件を受けてまた、
その在り方に疑問符が付けられた形になってしまいました。

『意識がなくなるまでしばく』
事には、
どんな正当性もありません。

昔と比べて本当にゆるくなって、
連帯責任も極力取らせなくなった高野連が下した『夏の大会出場もだめ』という裁定。
この意味を噛みしめる必要がありますね。

これでまた、
有力な選手たちは大阪桐蔭、履正社らの門をたたき続けていくことでしょう。
名門復活への道は、
また遠のいたといえるかもしれません。

昔ながらの高校野球ファンとしては、
残念という以上に寂しさを感じる、
昨日の報道でした。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チャンピオンたちの咆哮  3... | トップ | 3人の全力疾走が引っ張る、新... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事