山川穂高のFA移籍に対する補償選手として、
昨日の朝の段階でなんとSBのレジェンド、和田毅が西武に移籍するということが伝えられていました。
しかしながらその後、
紆余曲折あり、
結局最後はリリーフ投手の甲斐野央が移籍することで決着しました。
いろいろなことが言われていますが、
まずは和田選手、
様々な思いが駆け巡ったと思います。
本当にお疲れさまでした。
和田投手が西武にやってきたならば、
内海投手の時のように投手陣の「先生役」としてその手腕を発揮してもらう事も出来たと思うと、
なんだか少し残念ではあります。
しかしながら、
これが収まりとしてはいいんじゃないでしょうか。
やっぱり和田投手の移籍となると、
様々な憶測を呼び、大変な遺恨を残すことにもなりかねませんからね。
ワタシはこの件、
こう考えています。
SBからプロテクト選手のリストが届いたときに、
西武は和田選手が含まれていなかったことに、
かなり驚いたのではないでしょうか。
しかしながら球団内で検討を重ね、
本当に獲得できるのであれば獲得しようという方向に向かっていたのではないかと思います。
しかしながらこの獲得は、
各方面にはレーションを起こすことは必至。
そこで西武球団、いやっ、渡辺GMと言ってもいいかもしれないな。
彼が懇意のニッカンの記者にこの事実をリークして、
この日の朝「和田獲得」という観測気球を上げたんだと思います。
そしてじっくりと世間の反応などを見ていた。
そしてそのハレーションはすさまじく、
さらに程なくSBの方からも連絡があったんだと思います。
そこで両球団の意向を踏まえたうえで再度検討し、
和田獲得は断念して甲斐野の獲得にシフトしていった。
こういう事なんじゃないかと思います。
ある意味「人情の人」渡辺GMにとっては、
和田獲得となるとそのハレーションが直接山川に降りかかり、
非常に強いプレッシャーを山川が受ける・・・・・なんてことにも、
配慮したんじゃないかな。
そんな人ですよ。
そして変わって獲得できることになった甲斐野は、
純粋に戦力としてみた場合、
西武のウィークポイントである救援投手の枠にがっつりハマる選手であることも、
逆転獲得の大きなファクターだったでしょうね。
もし甲斐野が、
今年日ハムに移籍した田中正義のようになったなら、
西武としてはおつりがつくぐらい素晴らしい”トレード”と考えられますしね。
「和田毅西武」
の希望は断ち切られましたが、
甲斐野獲得はうれしいことでもあります。
『大山鳴動して鼠一匹』
ではない大物が来ることになって、
少しワタシもうれしいですね。
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