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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

SBパ・リーグ制覇  それから、高校野球関東大会の話題

2020年10月28日 | プロ野球

福岡SBホークスが、
3年ぶりにパ・リーグを制覇しました。

3年ぶりって言っても、
毎年日本一になっていたわけだし、
○○年ぶりなんて感覚、
ま~ったくありませんね。
それだけの「王朝」です。

今年もまた、
新たなチームの形を作ってのV。
進化の歩みは止まることを知りません。

この日同じ紙面の記事で、
SBのチームの軸として活躍した内川の退団が報じられていました。

プロ野球ですから、
力が落ちればポジションを奪われるのは当たり前で、
それはどんなスーパースターでも同じことなんですが、
それにしても新陳代謝のうまくいくことと言ったら。。。。。。

昨年までの「王者????」西武ライオンズは、
昨年まで打って打ったメンツが軒並み不調に陥っても、
代えの選手がま~出てこない。。。。。

結局2割そこそこぐらいのメンツがズラッとスタメンに並んで、
「これがあの”山賊打線”と言われた打線のわずか1年後の姿なの?」
とびっくりさせられたものでした。

そのあたりが、
他チームとの圧倒的な違いですね。
とにかく層が厚くて、
一軍で活躍できる選手がメンバー以外にもズラッと並んで出番を待っている状態なんですね。

こんな例えはどうかとも思うのですが、
高校サッカーの青森山田みたいなもんですね。

2チーム作ったら、
地区大会の決勝ではその2チームが当たる・・・・・・
あるいはAチームの最大のライバルは同じ高校のBチーム・・・・・・・

そんな「他校からしたら、うらやましくてしょうがない」層の厚さ・・・・ってところでしょうか。

そりゃ昨日のドラフトでも、
素材型の高校生ばかりズラッと指名するわけだ。。。


いずれにしても、
おめでとうございます。

今年も巨人との頂上決戦が濃厚ですが、
また圧倒するんだろうなあ。。。。。。


ロッテは昨日もなんだか手も足も出ない感じで、
ちょっと心配ですね。
何だか本気で、西武のことを心配しなきゃならないような状況になってきているし。。。。


プロ野球のことはこれでおしまい。

昨日はもう一つ、
大事な試合がありました。
それは高校野球の秋季関東大会準々決勝。

関東地区からは、
東京とのコラボで6代表校を送り込めますので、
4校は確定。
という事は、
この準々決勝で勝ち4強入りをすればそれは即センバツほぼ確定という事で、
8強でのこの日の戦いこそがまさに【天王山】なわけです。

今年は明治神宮大会もないので、
優勝してもそこで今年の公式戦は終わり。
ということもあり、
各地区大会の上位の戦いは熱を帯びています。


情報が少ない中、
一応この関東大会で優勝候補に挙がっていたのは神奈川1位の東海大相模と千葉1位の木更津総合。
しかしこの両校にとって、
この日の試合は苦渋に満ちたものとなりました。

≪高校野球秋季関東大会≫
【準々決勝】
健大高崎(群馬1位) 8-1 国学院栃木(栃木1位) *8回コールド
専大松戸(千葉3位) 6-0 鎌倉学園(神奈川2位)
東海大甲府(山梨1位)2-1 東海大相模(神奈川1位)
常総学院(茨城2位) 9-1 木更津総合(千葉1位)


東海大相模は同じ縦じまの東海大甲府と対戦。
東海大甲府の監督は相模の監督も務めた村中監督ですから、
まさに同門の対決。

左腕同士の対決となりましたが、
東海大甲府のエース若山が強打の相模打線を相手に丁寧な投球を披露。
9回までわずか1失点に抑えると、
打線がそれまで打ちあぐねていた相模のエース・石田を最終回に攻略。
3連打にイレギュラーバウンドも加わり2点をあげて歓喜のサヨナラ勝ちを決めました。

これで東海大甲府は選抜をグッと引き寄せました。
このところライバルの山梨学院に甲子園への道をことごとく閉ざされていましたが、
この秋はまさに「実りの秋」となりました。

今の段階では戦力的に全国制覇を狙えるほどではありませんが、
この冬どのようにチームを底上げできるでしょうか。

敗れた東海大相模。

やっぱりやってしまいました。

普段は圧倒的な強さを見せながら、
トーナメントのどこかで必ず苦戦した試合を落としてしまうという、
そんな近年の戦いぶりそのものになってしまいましたね。
門馬監督が大阪桐蔭に伍する「真の強豪」になるためには、
これがまさに「超えていく壁」そのもののようです。

戦力的には今年も関東NO1であることに疑いはないと思われる東海大相模。
この日の戦いが逆になって、
「苦しい戦いを粘り切っての逆転勝ち」
出来るようになれば、
胸を張って「東は東海大相模、西は大阪桐蔭」なんて言えるのですがね。

それでも救いはありますよ。

この日の準々決勝を総括するならば、
東海大相模は明白に「関東5番手」につけていると思われるからです。

この日敗れた4校のうち、
まず1勝もしていない木更津総合が脱落し、
国学院栃木は県1位校ながらコールド負けという試合内容が厳しくなってしまいます。
同じ神奈川の鎌倉学園には県大会で勝っていること、
そして試合内容も相模がサヨナラ負けに対して鎌学は完敗。

ということで、
議論の余地もなく東海大相模が「関東5番手」になることは明白ですね。

あとは東海大甲府が、
次の準決勝でコールドなどの大敗をしないこと。
村中監督、頼みましたよ。

そしてあとは東京大会との比較ですが、
近年の傾向を見ると、
東京の2位校との比較になった場合「単純な戦力比較」となるため、
まず「東海大相模が上」となる可能性が高いと思われます。

まあ、
東京大会はこれからですから、
わからないですけどね。

地元東京勢(特に監督さん)の本音としては、
「あ~相模が5番手かあ。。。。。じゃあ、選抜に行くには、優勝するしかないじゃないか!!」
なんてところじゃないでしょうか。

小山台のように「話題性十分」のチームか、
高野連が大好きな早実あたりが「東京都2位校」となれば、
議論になりそうな気がしますが。


昨日の試合を見ていると、
常総学院の充実ぶりが目立ちますね。

あの島田直也氏が今年の新チームから監督を務めています。
元プロという話題性もありますし、
常総学院としては待望の「卒業生監督」でもあります。

いまだに変わらぬ若々しい姿は、
選抜でも話題になるんじゃないですかね。

近年では智辯和歌山の中谷監督や天理の中村監督など、
高校野球ファンにとっては「あの頃のあの選手」がプロ野球を経て、
母校の監督に就任というケースが増えています。

喜ばしいことでもあり、
ワクワクする事でもあり、
高校野球の変革を目の当たりにしている感じですね。

あの角を突き合わせていたプロ野球と高校野球の融和がなされていることの、
何よりの証左だと思います。

村中監督vs島田監督

なんだか楽しい対戦となりましたね。


ようやく高校野球の話題ができるようになり、
何だか書いていてもワクワクしますね。
やっぱり高校野球オヤジは、
「閉店ガラガラ」にはなりそうもありません。


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