場所前は稀勢の里の話題に終始した大相撲夏場所。
その稀勢の里は負傷が癒えておらずに途中休場。
そしてそのため息を歓声に変えたのは、
復活優勝を期した横綱の白鵬でした。
解説の北の富士さんも場所中に何度も指摘していた通り、
今場所の白鵬は背中を見ただけで好調がわかるほど、
つやっつやでぴっしりと張りのある体で場所に臨みました。
そしてその見た目通り、
土俵上でも相手を全く寄せ付けず、
全盛期と見まごうような安定した相撲っぷりで全勝優勝。
1年ぶりの復活のVでした。
昨日の千秋楽の結び、
日馬富士戦では、
久しぶりに横綱同士の力相撲を見たなあ・・・・・と満足感たっぷりの、
素晴らしい相撲を見せてくれました。
白鵬にも日馬富士にも、
本当に大きな拍手を送りたい『横綱相撲』でしたね。
大関獲りの場所となった高安は、
序盤から安定した取り口で勝ち星を重ね、
12日目で早々と当確ラインに到達。
13日目には横綱・日馬富士をも倒し、
昇進に花を添えました。
『強い大関』になるよう、
ケガには十分に気を付けてほしいと思います。
そして今場所、
本当に幕内中位、下位の力士たちが咲き乱れ、
まさに土俵は『百花繚乱』の様相を呈しました。
いい力士が増えてきました。
役力士である高安、玉鷲、御嶽海、嘉風は言うに及ばず、
20歳の貴景勝、巨漢の北海富士がいずれも7枚目で二ケタの勝ち星を残し、
宇良や新入幕の阿武咲らも印象深い相撲っぷりで二ケタ。
石浦、輝、正代なども含め、
本当に幕内は『最初から目が離せない』充実ぶりでした。
隠岐の海、栃煌山らに代表される頭打ちとなっている一世代前の力士たちは、
もうぼやぼやしている暇はありませんよ。
『上位には通用しない』とか言っていると、
下位からどんどん突き上げがきますよ。
もう一度まさに『ふんどしを締めなおして』がんばってほしいものです。
ということで、
来場所はさらに盛り上がること必至。
願わくば稀勢の里と鶴竜の傷が癒え、
4横綱がそろって千秋楽の土俵に上がる姿を、
見てみたいものです。
白鵬は今場所を見る限りでは、
かなりV字回復してきているようですから、
土俵の主役は白鵬という10年来の構図がまた、
復活してきそうな気配もあります。
果たして稀勢の里は復活してくるのか?
そして高安は?
見所満載の名古屋になろそうですね。
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