いよいよここまで来た全国高校サッカー。
準決勝の対決は、
30,000人以上の観衆を国立に飲み込んで行われました。
隣の東京体育館では春高バレーの準決勝でしたから、
周辺は物凄いことになっていましたね。
それゃすごい人の数だった。
複数の大イベントが同じ時間に重なると、
カオスになりますね。
さて試合は第一試合、
ここまで無失点の東福岡が前半先制し、
まったく前橋育英にいい形を作らせていませんでしたので、
前半終了時点では東福岡の逃げ切りが濃厚かと思われました。
しかし後半。
開始からプレー強度を高めた前橋育英。
一気に東福岡を捉え始めると、
早い時間にチャージから同点弾を決め追いつき、
そこからは怒涛の進撃。
今年の前橋育英の特徴、
行く時はイッキ・・・
が出て逆転弾、さらに追加点、
と畳み掛けて3-1。
まさに電光石火の攻撃でした。
東福岡は、
あの時間帯、
完全に飲まれて自分を見失いましたね。
試合はそのままタイムアップ。
前橋育英が「国立競技場での初勝利」を飾り決勝へ。
第二試合は、
実力NO1の流経大柏が、
終始試合の主導権を握り続け、
初出場の東海大相模を完封、
1-0で勝利を収め決勝に進出しました。
流経大柏は、
スコアこそ1-0の最小得点差でしたが、
危なげはまったくない試合展開でした。
一人一人の強さが光っていましたね。
さあ決勝です。
7年前と同一のカード、
前橋育英🆚流経大柏の、
関東の強豪同士の対決となりました。
今季も両チームともにプレミアリーグイーストに所属し、
流経大柏が4位、前橋育英が6位フィニッシュ。
しかし勝ち点差はわずかに2、
さらに両チームの直接対決は1勝1敗の五分です。
言ってみれば、
両校の実力はまったくの互角。
面白い決勝になりそうです。
さあ、
約4,000校の頂点へ。
明日、国立での決戦が行われます。