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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

もはやこれは・・・・

2013年12月05日 | ボクシング

亀田大毅の判定負けによる防衛。

こんなバカなことが・・・・・
と思っていましたが、
昨日亀田ジムのマネージャーが会見。

亀田大毅をはじめ、
亀田サイド、そしてソリスサイドも、
戦う前から『勝ち負けに関係なくIBF王座は移動しない』
ことを確認していたと発表しました。

と言うことは、
ワタシが昨日の記事でも言ったように、
まさに【エキジビションマッチ】だったわけですね。

本気で応援していた人、
少しはいると思いますが、
まさにその人たちを確信犯的に欺いていたということですね。

ファンのことなんか、
どうでもいいんですね、この人たち。

そしてその本来なら”緊張感のかけらもない”エキジビションマッチを、
【2団体世界統一戦】
とあおりまくっていたどこぞの放送局も、
『自分たちは被害者でござい』
との立場をとるに至っては、
あきれてものも言えません。

ファン軽視と言うか、
無視と言うか、
詐欺ですね、これは。

コンプライアンスって言葉、
知ってる?
TBSさん。
聞いたことぐらい、あるよねえ。。。。。。。。

これまでボクシングの世界で生き、
数々の激闘を繰り広げ、
ファンに感動を届け、
命を懸けてボクシングに取り組んできた元世界チャンピオンをはじめとしたボクサーたちは、
今ここで大きく声を上げてほしいと、
心から思います。

徳山選手や長谷川選手は自身のブログで怒りを表していましたが、
具志堅さん、輪島さん、辰吉さん・・・・。

あなた方が今声を上げなきゃ、
誰が声を上げるんですか!

言ってやってくださいよ、
ボクシングをとことんまで貶めようとする奴らに。
『ボクシングをなめんなよ!!』って。


そうしないと、
本当にボクシングは変質し、
世間から受け入れられなくなり、
プロレスの歩んだ道を歩んでいかざるを得なくなりますよ。

要するに、
≪スポーツではなく、ストーリーを楽しむ興行≫
になるってことです。

プロレスだって、
力道山のころは誰しもが【真剣勝負】と信じていて、
TVのスポーツニュースや、一般紙のスポーツ欄にも、
取り上げられる存在だったんですから。
今では考えられませんけど。


日本のボクシング界が、
腹くくって『その道』を歩むつもりなら、
それもいいでしょう。

しかしそうなったときは、
『本当に世界で戦えるボクサー』達は、
日本のリングには見向きもせず、
世界に舞台を移していくことでしょうよ。

村田諒太や西岡みたいにね。

それならそれでもいいと、
ワタシは思っていますけどね。

日本のボクシング界、
まさに追い込まれてきた感じがします。

亀田と一緒に、
長い歴史と伝統も捨て去ってしまうのか。

しかしマスコミは、
その亀田一家を見出し育て甘い汁を吸い、
『視聴率さえ取れれば後は何でもいい』という大方針のもと、
少しでも長く『わが世の春』を満喫するため、
すべての不正や威嚇、工作やルール破りなど黙認し続けてきた
【TBSの罪】
については、
糾弾するつもりもないようです。

【亀田の罪】については、
かなり今回の件で触れるようにはなってきていますが。

やっぱりマスコミに、
自浄作用はなさそうですね。
まあ、そんなもんだ。


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