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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

世界体操2011 ミスが致命傷となる競技

2011年10月13日 | スポーツ全般

世界体操2011が、
東京体育館で開催されています。

『体操ニッポン』
の期待が最も大きい男子団体決勝。
”世界のエース”内村を擁する日本は、
予選を1位で通過。
33年ぶりの『世界一』を狙いましたが、
肝心な場面でのミスが多く、
2位にとどまりました。

鉄棒でのエース・内村の”落下”が今日のニュースではことさらとりあげていましたが、
これはもうほぼ≪結果≫が見えた後の演技だったため、
気持ちの糸が切れた上でのこと。

この落下が『勝負を決めた』的な報道を見ていると、
本当に日本の報道というのは、
『真実の姿』をありのままに伝えることが目的ではないのか、
とまたまた不信感が募ってしまいますね。

どうしてそうなんでしょうかね。
(そんなに「エースが落下」したことを伝えたいのか!センセーショナルならば、なんでもいいのか!)

実際はその前に演技した田中祐の落下が、
勝負を決めてしまったのですがね。

もっと言えば、
この日の日本チームは、
なんだか演技に精彩を欠いていた気がします。
特に着地がピタリと決まることがなかなかなかったのは、
ワタシが持っている『日本体操』のイメージからは離れていて、
なんだか違和感を持って見ざるを得ませんでした。

もちろん演技の難度が昔とは格段に上がっていることは認めたうえで言いますが、
やっぱり『姿勢の美しさ』や『着地の美しさ』で見せてきた日本体操は、
やや曲がり角に来ているのかもしれません。

ワタシが体操といって思い出すのは、
モントリオール五輪での大逆転金メダルと、
ロサンゼルス五輪の森末・具志堅の演技。
そして、
アテネ五輪での『栄光への架け橋』と実況された金メダル獲得のシーンです。

その美しいシーン、
どれもかなり深く心に刻まれています。

なかなか見ることのない体操という競技ですが、
心に刻まれるという意味では、
印象度は他の競技に比べても大きい競技だという認識を持っています。

日本の体操は、
美しい姿勢で美しくまとめる。
これがワタシに刷り込まれた”印象”です。

これを体現してくれる人は、
やはり内村選手しかいませんね。

男子の個人総合、
3連覇で胸に輝く金メダルというシーン、
見せてほしいと思っています。

団体では、
ロンドンでの捲土重来を期してほしいと思います。


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