震災の影響で開幕がずれ込んだ今年のプロ野球。
例年であれば今頃CSといったところですが、
今年はまだまだペナントレースの真っ最中です。
混戦を続けたセ・リーグは、
辞任を表明した落合監督率いる中日が、
見事な末脚を見せてヤクルトをぶっちぎりました。
『天王山』第2ラウンドの対ヤクルト4連戦。
中日は見事に自分たちの野球をやり切りましたね。
落合監督のチーム作りの集大成に見えました。
見事なもんです。
ヤクルトは、
この4連戦に最後の望みをかけていましたがあえなく4連敗。
4戦で合計得点が4では、
勝ちようがありません。
気持ちを切り替えて、
CSに向かっていくことが肝心です。
それにしても、
2回あった中日との4連戦が、
合計1勝7敗ですか。
厳しい結果ですね。
今年はヤクルトが中日との対戦成績がよかったので、
『いくらナゴヤドームでの戦いとはいえ、5分では行けるんでは…』
なんていう甘い期待を抱いていましたが、
ここまで牙を隠していた中日の【本気】に、
木端微塵に打ち砕かれてしまいました。
神宮で行われるであろう巨人とのCSも、
この状態では不安いっぱいですね。
何とか立て直す『術』を見つけ出してほしいものです。
パ・リーグは、
紆余曲折の末1位・SB、2位・日ハムまでが確定。
3位はオリックスと西武が争いますが、
情勢を見るとオリックスが有利ですね。
しかし調子を落としている日ハムとオリックスのCS第1ステージは、
盛り上がらないものになるんじゃないかな。
どちらが勝っても、
SBに対抗する術は見つかりませんしね。
たぶんSBがスイープして、
日本シリーズを決めるんじゃないかと思っています。
中日vsSB
の対戦になった場合も、
今の状態では4-1or4-2で、
SBが勝利するんではないかな?
それほど戦力、気迫、戦術などすべてが今年のプロ野球界の中で突出した存在だと思いますね。
最後の1週間で、
大どんでん返しがなければ、
すんなりと決まっていく予感のする『秋の陣』ですね。