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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

春季高校野球関東大会 清宮フィーバーに沸くも、勝ち残ったのは近年≪全国制覇≫を成し遂げた強豪たち。

2017年05月23日 | 高校野球

≪高校野球 春季関東大会≫ ~茨城~

【準々決勝】
浦和学院(埼玉1) 2-0 前橋育英(群馬1)
日大三(東京2)  8-6 霞ヶ浦(茨城2)
作新学院(栃木2) 8-4 早稲田実(東京1)
東海大相模(神奈川1) 3-2 健大高崎(群馬2)



高校野球春の関東大会は、
準々決勝が行われました。

時ならぬ”清宮フィーバー”に、
ひたちなか球場は日曜日は大変なことになっていましたね。
それだけ観客を呼べる男であることは間違いありませんし、
彼の打球を現地で一目見たならば、
すぐに魅了されてしまうほど魅力が満点なのは、
疑いようがありません。

が・・・・・・

早実は選抜、春の東京大会で露呈した『投手不在』という深い悩みは、
一向に解消されていないことを今回もまた露見してしまいましたね。
西東京大会は、
結構風雲急を告げてきたという感じがしないでもありません。
『あの投手陣で、夏の大会を勝ち抜けるのか?』
という疑問への答え、
本番までお預けのようです。


なかなかのチームが集ったこの関東大会。
しかし相変わらず大味な試合が多いように見受けられますね。

そんな中で初戦で横浜を完封、
そしてこの準々決勝でも前橋育英を完封した浦和学院が、
いい仕上がりを見せているようです。

森監督が期待するのは『来年のチーム』と言われる浦和学院ですが、
今年も怖いもの知らずの下級生が、
チームをグイグイと牽引しているようです。

東海大相模も、
難敵の健大高崎にいい勝ち方をしました。

県大会の決勝で、
横浜相手に後半グダグダの試合をして心配されていましたが、
きっちりと立て直してきたのはさすが。

作新学院はさすがは夏のディフェンディング・チャンピオン。
ここらあたりから夏にかけて、
チーム力がグッと伸びてくるのに定評のある小針野球が、
今年も展開されそうですね。
昨日の早実戦は、完全に力でまさっての勝ちでした。

そして評価が分かれる戦いぶりが続く日大三。
初戦も昨日も、
まったく褒められた戦いぶりではありませんが、
打線の破壊力は戦いを経るごとに上がってきている感じがします。

今日の準決勝で、
投手陣がきっちり整備された浦和学院に対して、
打線がどこまで打ち崩していけるでしょうか。


さて、
今年も昨年、一昨年に引き続いてセンバツで調整不足を露呈した関東の各校。
しかし近年の彼らの戦いぶりを見ていると、
『本番は夏』
と照準を夏一本に絞っているような感じが見受けられます。

長いこと、
『関東勢はどちらかというと春に強い』
と思っていたワタシにとっては、
その変節ぶりは驚きなのですが、
まあ3年生の最後の大会となる夏の大会に向けて、
どんどん実力を上げていってほしいと思っています。

今大会で勝ち残った4チームを見ると、
いずれも近年甲子園での全国制覇を経験したチームばかり。

浦和学院;2013年春優勝
日大三;2011年夏優勝
東海大相模;2011年春優勝 2015年夏優勝
作新学院;2016年夏優勝


この4強、
いずれのチームも『全国制覇時に比べれば、まだまだ』なのでしょうが、
ここからグッとギアを上げるための起爆剤となるこの大会。
『名門』の看板を背負って、
『春の関東NO1』を狙います。



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