春と言えば、
なんといっても大学野球の季節・・・・・・・と考えている、
学生野球のオールドファンって、
日本にどのくらいいるのでしょうか。
東京六大学野球の試合に行くと、
まさに『オールドOB』ないしは『オールドファン』と思しき人たちが、
本当に熱心に試合を観戦している姿を見かけます。
学生席に入らなければ、
そこに学生や子供たちの姿は本当にちらほらで、
平均年齢の高い『熱心なファン』が大半を占めているといってもいいかもしれません。
高校野球でも、
≪清宮人気≫とは言うものの、
その年齢層は高いですね。
学生野球の人気って、
こういったファンに支えられているのかもしれません。
かくいうワタシも、
学生野球には目がないオールドファンの一人。
プロ野球やMLBなど、
『野球』と名の付くものには目がないワタシですが、
やっぱりその中でも、
学生野球の魅力には抗しがたいものがありますね。
試合のテンポがいいってところが、
その魅力の一つだと感じています。
さて、前置きが長くなりました。
このところすっかり全国の各リーグのレベルが上がって『群雄割拠』の様相を呈する大学野球界。
各大学が『目指すべき戦い』と必死になる春季リーグも、
いよいよ最終局面を迎えてきました。
今年は昨年にも増して地殻変動が激しい各地での戦いという印象のある、
なかなか楽しい『春の陣』でした。
昨日は東都大学リーグで東洋大が優勝。
平成19年からは春秋5連覇を飾るなど栄華を極めたこの名門も、
その後3年にわたる2部落ちを経験するなど、
苦難の道を歩みました。
ようやく昨年の春に1部に復帰して3季目、
ついに『名門復活』の優勝を遂げました。
彼らにとっての開幕カードである第2週の中大戦に連敗した以外は全勝。
好投手・飯田を軸に、
昨選抜優勝投手のルーキー・村上もしっかり投げて、
守りの安定を快進撃につなげていきました。
一方の東京六大学野球は大激戦。
最終週の早慶戦を残し、
勝ち点4の立教と現在勝ち点3の慶応に優勝のチャンスが残されています。
立教は苦しい試合を制しながらここまでやってきました。
3カードで2勝1敗。
東大戦を除く4カードすべてで3試合以上を戦い、
最終的には何と15試合を戦うという厳しいリーグ戦でした。
しかし、
決してスーパースターはいなかったものの、
投打のバランスがうまくかみ合って、
なんと35季ぶりの優勝まであと【マジック1】となっています。
優勝の行方は、
最終週の早慶戦で慶応が連勝すれば慶応の優勝、
慶応が1敗でもすれば、勝ち点にかかわりなく立教の優勝となります。
池袋の方で、
土日は祈りの声が聞こえるかもしれませんね。
そのほかのリーグでは、
近年必ず全国大会の上位に進出する首都大学リーグでは久しぶりに帝京大が優勝。
東海大の厚い壁をついに破りました。
こちらも強豪揃う神奈川大学リーグは桐蔭横浜大が優勝。
なんと10連勝の【完全V】でした。
そしてすでに組み合わせが決まっている全日本大学野球選手権では、
なんとこの両チームが初戦で激突。
まさに『優勝候補同士の一戦』となりました。
そして勝った方が東洋大と対戦ですから、
このブロックは『死のブロック』ですね。
優勝を狙う強豪の上武大は、
今年も順当に全国に進出。
組み合わせを見ると、
快進撃が期待できそうです。
そんなこんなで、
続々代表校が決まって来ている≪第66回全日本大学野球選手権大会≫は、
6月5日から開幕。
初戦から登場のチームは、
頂点を極めるには7日間で5試合を勝ち抜かなければなりません。
甲子園の過密日程がしばしばマスコミの話題に上がりますが、
なんのなんの。
こちらの方がずっと厳しい日程です。
一人の好投手で勝ち抜くのはほとんど不可能。
2人ないし3人は信頼のおける投手がいないと、
話にならない大会です。
そして、
この大会でググッと評価を上げて、
秋のドラフト戦線に躍り出てくる選手も毎年多数。
いろいろな意味で、
本当に楽しい大会です。
観戦という意味からは、
神宮、そして東京ドームの、
プロ野球ではなかなか観戦できない『超特等席』での観戦も可能。
観戦するには、
こんなにコストパフォーマンスの高い大会はない。。。。。。
そんな風にワタシは思っているんですけどね。
そんな『梅雨の祭典』を前に、
今週末にはすべての代表校が出そろいます。
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