≪第87回選抜高校野球大会≫
【第4日】
第1試合 大曲工 4-1 英明
第2試合 県岐阜商 4-1 松商学園
第3試合 近江 2-0 九産大九州
今日の甲子園には、
第2試合に”噂の剛腕”、
県岐阜商の高橋投手が登場しました。
大会前の練習試合でも150キロ台のスピードをたたき出し、
今大会の注目度は断トツ。
今日の相手、松商学園に対し、
序盤から150キロを計測する速球で寄せ付けず。
わずか被安打2本、1失点、11三振で楽々完投勝ちを収め、
『甲子園デビュー』を飾りました。
本人は今日の投球には不満らしく、
これからの試合に『リベンジ』を誓っていたようですが、
投球を見ていると本当にスケール感を感じさせる好投手ですね。
プロのスカウト陣がよだれを流しながら見ている気持ち、
分かりますね。
そしてその高橋と2回戦で対戦するのが、
こちらも注目の好投手である近江の小川投手。
既に昨夏甲子園デビューを飾っている投手ですが、
その時と同じようにキレのあるピッチングを披露。
こちらも九産大九州を全く寄せ付けずに完封。
高橋に強烈な挑戦状をたたきつけました。
2回戦のハイライトのひとつになるこの両豪腕の投げ合い。
とても楽しみになってきました。
一方第1試合では秋田の大曲工が、
秋の四国チャンピオンでもある英明を逆転で破りうれしい初出場での初勝利を飾りました。
力はあると言われていた大曲工。
秋田県では、
県を挙げて『高校野球技術向上プロジェクト』を推進しています。
その成果を早速大曲工が甲子園という大舞台で発揮し、
関係者の喜びはいかばかりかと思います。
戦いぶりは堂々としたもの。
連続のタイムリーなど、
特に打線は水準を超えているようにみられました。
2回戦は浦和学院との対戦となります。
実はこの両チーム、
昨秋、秋田県の招待試合として、
このチームで対戦しています。
この後に関東大会を見据える浦学は江口投手の登板はありませんでしたが、
結果は壮絶な打撃戦の末12-11で大曲工の勝利。
大曲工はこの1勝を自信として、
すぐ後に行われた東北大会を勝ち抜いて、
嬉しい初の選抜出場を決めたのでした。
両チームにとって、
思いの深い相手との対戦になったようです。
楽しみですね。
大会も4日目に来ると、
大会前に評判となっていた『あの選手』も『この選手』も登場してきます。
いったいどんな選手なのか、
毎日ワクワクしながらの観戦となりますね。
今日は第1試合で糸満が登場。
今大会は昨年に引き続き、
今一つ振るわない九州勢のトリを飾って糸満の登場だけに、
なんとしても九州勢としての今大会の初白星を狙います。
今大会も近年続いている、
東北勢や北信越勢の躍進が目立っているように感じます。
かつては寒冷地に同情するような『地域差』という言われ方、
今やすっかり逆転した感のある高校野球の勢力図ですが、
今年こそ東北・北信越地区のチームから、
優勝チームが出現するのでしょうか?
それとも優勝常連の近畿勢や関東勢が激戦を制していくのか。
好調の東海勢も実力の高さを示しています。
さて、
今日の3試合で、
30校が”顔見せ”を完了します。
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