高校野球、春の陣が各地でたけなわです。
東京では、
先週日大三が帝京を破って3年ぶりのV。
今年も勢力図は変わることがありませんでした。
神奈川では、
今日の試合で、横浜商大と横浜が決勝に進出。
『つらい冬』
を越した両校が、
夏のフロントランナーに躍り出ました。
埼玉では、
評判の高い浦和学院が予想通り準決勝へ。
千葉では、
習志野が順当に勝ち進んできましたが、
東海大望洋の快進撃に目が離せません。
九州では、
若生監督率いる九州国際大付属が初V。
清峰・興南などを打ち破ってのVだけに、
価値が高いです。
四国では、
西条・済美の愛媛勢に明徳義塾が絡む春の陣となっています。
各地とも、
熱の入った戦いが繰り広げられています。
各チームとも、
それぞれの思惑があるのが春の大会。
センバツ組は、
いかにセンバツの疲れを取り夏に目を向けていくか、
という重い命題が突きつけられます。
秋に厳しい現実をつけられたチームは、
長い冬を越えて春に一度チームを熟成させます。
しかしながら、
もちろん本当の勝負は夏の大会。
春にピークに持っていくことだけは、
避けなければなりません。
しかし、
春に快進撃を続けて夏に向けての自信にしたいのも、
山々というところでしょうか。
難しい位置づけの春の陣です。
春の自信⇒夏も快進撃
というパターンが半分。
春は前哨戦と位置づけて勝負にはこだわらない⇒夏にピーク
というパターンが半分。
どちらを取るかは、
チームの哲学によるところ。
吉と出るか凶と出るか・・・・・
神のみぞ知るところです。