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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

クライマックスシリーズ 第1ステージ予想

2011年10月27日 | プロ野球

いよいよセ・パ共にクライマックスシリーズの第1ステージが始まります。
去年のロッテの3位からの【下克上】もあったので、
今年もこのCSは盛り上がっていくことでしょう。

そこでこの第1ステージを、予想してみようと思います。


【パ・リーグCS第1ステージ】  北海道日本ハム  vs  埼玉西武

まずは両チームの直近の出来から見てみましょうか。


日ハム シーズン成績   72勝65敗7分 
                 10月 5勝8敗2分
                  9月 6勝18敗
           直近2か月 計11勝26敗2分

               対西武 12勝11敗1分


西武  シーズン成績   68勝67敗9分 
                 10月 7勝5敗2分
                  9月19勝5敗2分
           直近2か月計 26勝10敗4分

              対日ハム 11勝12敗1分

 

ここにきての勢いは、明らかに西武にあると思います。
しかし、日ハムにはダルビッシュがいる。
第1戦の先発が確実視されているこの日本球界を代表する大エースがどんなピッチングを見せるかで、
このCSの趨勢は決まるとみています。

日ハムとしては、
なんとしてもダルビッシュの先発する第1戦で西武の打線を沈黙させて勝ちたいと思っているはず。
出来ればダルビッシュが完封した10月11日の対戦(3-0で日ハム)の再現を狙いたいところです。

西武としては、
第1戦を落とすのはある程度織り込み済みで、
第2戦以降必勝の構えでしょう。
第1戦は今季背信のピッチングを続ける涌井の、エースとしての意地にかけると思いますが、
出来れば日ハムの打線に狂いを生じさせるピッチングを望んでいるはずです。
2・3戦には日ハムに強い西口と岸を投入してくると思われるので、
勝機は十分と読んでいるはず。
しかし第1戦で打線がダルビッシュを全く打てず完黙すると、
ズルズルと2戦め以降に影響が出てくるはずなので、
それは避けたいところでしょう。

CSの予想としては、
日ハムが勝つなら2戦で決めるであろうということが予想されます。
反対に西武が勝つなら3戦まで持ち込んで、ということになります。
万が一ダルビッシュが打たれて第1戦を西武がものにするようなことがあれば、
日ハムにそれを盛り返す復元力はないでしょう。

ワタシが日ハムの監督なら、
ダルビッシュは第2戦の先発に持ってきて、
第1戦で涌井をたたいて勝利するというシナリオを描きますけどね。

日ハムの懸念材料は、
梨田監督が辞任を発表してからのチームの、
ムードの悪さではないでしょうか。

『監督の花道のために』
というよりも、
『なんだかしらけちゃったなあ』
という感じが受取れて、
あまりよろしくありませんね。

9月・10月の戦績が、
如実にそのことを物語っていますからね。

約10日間の”空き期間”でどう気持ちをリフレッシュできたでしょうか。
そのあたりが一番のカギかも知れませんね。

西武としては、
シーズン終盤の勢いに乗ってブワ~~ッと突っ走るしか勝つ術はないでしょう。
勢いは続いているのかどうか。
特に”おかわり”の大爆発があるのかどうか。

≪大胆予想≫ 日本ハムの2勝0敗

 

【セ・リーグCS第1ステージ】  東京ヤクルト  vs  巨人

こちらも、両チームの直近の出来を見てみましょう。


ヤクルト シーズン成績   70勝59敗15分 
                  10月 6勝11敗
                   9月17勝 7敗1分
            直近2か月 計23勝18敗1分

               対巨人 12勝8敗4分


巨人  シーズン成績    71勝62敗19分 
                 10月 9勝4敗2分
                  9月11勝10敗2分
           直近2か月計 20勝14敗4分

              対ヤクルト 8勝12敗4分


なんとなく見えてしまっている感じがする、
セ・リーグのCS第1ステージ。

まず間違いなく、
戦力を整えてきた巨人がヤクルトを飲み込むことでしょう。

3勝先取ならともかく、
2勝先取のこの第1ステージ。
ヤクルトにとっては厳しい戦いになることは間違いありません。

巨人の先発は安定感抜群の2本柱、内海・澤村でしょうから、
打線不調のヤクルトとしては両戦ともに1,2点ぐらいしか取れないことが十分に予想できます。
しかも3番の川島をケガで欠き、
1番・青木、4番・畠山のポイントゲッターも万全ではない中、
打撃戦に持ち込むのはまず難しいとみるのが妥当でしょう。

巨人は首位打者を獲得した長野、
ここにきて急上昇中の阿部、ラミレスの3人で組むクリーンアップの状態が、
今季一番といってもいいぐらいの絶好調ぶり。

そこに坂本、高橋、復調気配の小笠原などがどう絡んで得点力を挙げていくのか。

いずれにしても、
巨人はシーズン前に”優勝候補筆頭”と言われた戦力を、
ここにきてようやく整えてきた感があります。

いや、
当初から10月のこの戦いを見据えていたのかもしれませんよ。

いずれにしても、
ヤクルトにとっては厳しいことこの上ない戦いになりそうでが、
今季の巨人に対する相性の良さと、
ベテランの館山、石川の奮闘にかけたいところでしょうか。


≪大胆予想≫ 巨人の2勝0敗



接戦に持ち込まれ熱い野球が展開するシリーズになれば、いいですね。

 


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