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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

守備は野球の華  ゴールデングラブ賞表彰式

2010年12月01日 | プロ野球

今年もプロ野球の【ゴールデングラブ賞】の表彰が行われました。

12球団の【守備自慢】の選手が一堂に会して、
誇らしげに自身のプレーぶりを振り返っていました。

【守備】
野球をする上で最も大切な要素だと思います。
しかし、
カテゴリーが上がるにつれて、
その評価は下がっていくと思います。

プロ野球の世界では、
守備のいい選手をたたえはするものの、
『守備だけでは決して飯が食えない』
のも事実。

高校野球でも、
打力偏重の傾向が顕著に現れ、
たいがいの高校では、
守備のいい選手は打撃のいい選手に取って代わられています。

もちろん、
打撃、守備、オマケに走塁の3拍子揃ったトータルで勝負できる選手が一番いいのですが、
野球という競技においては『守備の力』もっと評価されてもいいように思います。

プロ野球の試合では、
試合前に打撃練習、守備練習の順に準備が行われますが、
ワタシは見ていて一番楽しいのは守備練習。

特に外野守備は、
うまい選手の守備を見ているだけで「すげ~」と思ってしまいます。

高校野球や大学野球でも、
試合前のシートノックは一番の楽しみ。
そのシートノックを見ているだけで、
なんとなくそのチームの『レベル』『雰囲気』『野球哲学』
見たいなものに触れられる気がして、
楽しいことこの上ないです。

『守備だけで魅せる』
選手も沢山いるのが野球という競技。
すばやい動きでボールを掴み、『レーザービーム』をホームに放る選手を見ると、
思わず『この選手は誰?』と思ってしまいますね。

『伝説のキャッチ』
『伝説のバックホーム』
『伝説のプレー』

ぞくぞくしちゃいます。

ちなみに、
ワタシが『自分で見た』中では、
MLBでは、イチローの外野守備がダントツだと思います。内野では、昔エンジェルスにいてジャイアンツに移籍したJ.T.スノー選手のファーストの守備もうまかった。ボール捌きが抜群でした。

NPBでは、ジャイアンツの松本の守備が素晴らしいと思います。
古いところでは、ライオンズ・辻の華麗な2塁守備、福本.蓑田.ウィリアムスの阪急鉄壁の外野陣、そして意外に頭に残っているのは、王さんの1塁守備。うまかったですよ。
ヤクルト・古田の捕ってから投げるまでの早さには目を見張りました。

アマチュアでは、忘れられない選手がいます。
2002年の明徳義塾(高知)優勝メンバーの外野手である沖田選手。
彼の守備はものすごかった。
シートノックで、驚いたのなんの。
体が小さかったのでプロからの誘いはかかりませんでしたが、『ものすごい選手がいるもんだな』と驚いた覚えがあります。
テレビでしか見たことはなかったのですが、高校時代の立浪(PL)の守備も『金の取れる守備』でしたね。その守備だけで十分にプロでやっていけると思いました。

最近見た中では、
西武に3位指名を受けた秋山選手(八戸大)はかなりの守備力を持っていますね。
西武の外野陣は散々見てきていますが、今現在で既に西武の外野陣の中ではダントツの守備力だと思います。うまく育てば、走攻守3拍子揃った好選手になる可能性が高いですね。

『はじめてプロ野球を間近で見た』子供がいちばん驚くのって、
やはり『華麗なる守備』じゃないかなあ・・・・・・
と個人的には思っているのですが、どうでしょうか。


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