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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

サッカー史に残る大激闘の末!

2012年12月18日 | サッカー

≪2012年 高円宮杯U-18プレミアリーグ参入戦≫

桐光学園(関東)   1 - 1   北海道大谷室蘭(北海道)
            15 PK 14


なんという大激戦。

プレミアリーグ参入をかけ、
各地で1年間にわたり激闘を繰り広げてきたプリンスリーグの面々。

その優勝チームが集まり、
雌雄を決して来年度のプレミア参入チームを決めるのが、
この参入戦です。

1年間の総決算ともいえるこの試合。

全国9地区の優勝チームから、
プレミア参入チームは4チーム。

まずは土曜日の15日、
以下の試合が行われました。


ガンバ大阪(関西) 1-0  アルビレックス新潟(北信越)
JFL福島 (福島)  4-0  広島皆実(中国)
大津高校 (九州)  6-1  香川西(四国)

桐光学園 (関東)  2-1  ジュビロ磐田(東海) 


この日かった4チームのうち3チームは、
この勝利でプレミアリーグ昇格を決めました。

そして桐光学園だけは、
更に今日、北海道代表の北海道大谷室蘭と、
プレミア昇格をかけたガチンコ勝負に挑みました。


前半早々に先制された桐光は、
すぐにセットプレーから追いつきその後は決め手のないまま延長へ。

そして延長でも決着が着かず、
参入戦で唯一のPK戦へともつれこみました。

今年全国の舞台を踏むことがなかった北海道大谷室蘭は、
この試合がまさに3年生の”引退試合”。
気合いもバリバリで、
難敵・桐光に挑みかかっていきました。

桐光は土曜日に不利が予想されたジュビロ磐田を破り、
ホッと一息ついてしまったのかもしれません。
そして中1日でのハードな日程も、
彼らの足を動かなくしていたことでしょう。

予想に反して北海道大谷室蘭が善戦。
得意のPK戦に突入しました。

5人が蹴って一人づつ外しての4-4。
そこからが『果てしない戦い』となりました。

お互い8人目が外し、
その後は譲らず・・・・・
キッカーはゴールを決め続け・・・・・

いつしか2順目も中盤を過ぎ、
お互いのキッカーは17人目となりました。

そこでようやく、
桐光が決め、大谷室蘭が外し…
この大激闘に決着が着いたのでした。

これほどの激闘、
なかなか見れるもんじゃありません。



記憶の糸を手繰っていくと・・・・

近年では確か、
関大一高の試合で、
凄いPK戦あったんじゃなかったっけ?

昔、選手権大会で、
宇都宮学園絡みで、こんな試合があった気もするなあ。
(確か相手は、この日激闘を繰り広げた室蘭大谷?)

それともW杯のフランス-ブラジル戦?
はたまたドイツvsフランス?

いずれにしても、
記憶のかなたにかすむず~っと昔の戦いでした。

それでも17本ずつ蹴って・・・・なんていうのは、
ちょっと記憶にないなあ・・・・というような試合でした。


選手権出場をすでに決めている桐光のイレブンにとっては、
これで全国高校選手権への弾みがつきますね。

選手権での初戦は、
超高校級2トップを擁する昨年の準優勝校、
今大会の優勝候補筆頭の四日市中央工です。

お互いに優勝候補同士、
激しい試合が予想されます。

1月2日は、
ワタシも三ツ沢に観戦に行く予定。

今日の勢いを持って、
夢の全国制覇に進撃できるのか、
注目されます。

夏の甲子園での松井投手の活躍に触発されて、
桐光学園のサッカーチームの選手たちも、
いつもの年以上にやる気十分に見えます。
今年は勝負強さを身に着けて、
楽しみなチームに仕上がっています。

そして昨日は、
卒業生の『ハマカーン』がTHE MANZAI でグランプリを獲得。

風が桐光学園に吹き続けた今年度の”締め”として、
サッカー部がどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

 


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