どのチームも、
オールスターブレイクを前に勝負の9連戦を迎えているプロ野球。
巨人は菅野が見事な完封で5連勝と波に乗る中日を完封。
8勝目をあげて、
「さすがはエース」という所を見せてくれました。
広島が深刻な不振からぬけ出せない今、
首位独走のチャンスが到来している感じですね。
今のチームの勢いからすると、
オールスター前には2位の交代があるかもしれません。
一方のパ・リーグは、
6連敗の日ハムが連打、連打、また連打で2回に一気の8得点。
圧倒して反撃ののろしを上げました。
西武は7勝を挙げオールスターの監督推薦にも選ばれた高橋光成が大炎上。
あまりの酷さに、
思わず「オールスター、辞退したら?!」
なんてつぶやいちゃいました。
ところでこの日、
ワタシはラジオの音声を聞きながらの観戦だったのですが、
この日の解説はがんちゃんこと岩本勉。
北海道の放送局制作で、
それに東京の文化放送が乗るという形での放送でした。
最近はラジオ局も予算の都合上か、
ビジターのゲームはそのチームの放送にコラボさせてもらっての中継、
というのが増えてきましたね。
西武でいうと、
文化放送制作のゲームはメットライフドーム、ZOZOマリンの2球場の中継のみ。
その他は、
北海道、仙台、大阪、福岡の放送局とのコラボです。
もちろん交流戦では、
その地域の放送局とのコラボ、いや、「もらい放送」でした。
今年は中日とやった時、
いつもとは違って山田久志、そして川上憲伸の解説を聞くことができて、
とても面白かったですね。
特にワタシ、
ラジオの解説というのがとても好きなので、
映像を映しながらでもラジオの音声を入れていることが多く、
解説を聞いて「フムフム、なるほど~」などと言いながら聞くのが定番です。
最近はラジオも”radiko”で聞くことが多いので、
何球か遅れるというのが難点なんですけどね。
(特に球場で聞くときはラジコしか手元にないもので、音声入れながら目の前のライブを見るという楽しみはなくなりました。)
今年は特に川上憲伸の解説が、
なんだかぶっ飛んでてとても面白かったのですが、
最近はなんだか深みを感じさせてくれる解説が少なくなったというのがワタシの印象です。
そんな中で今年「解説デビュー」した井端さんと昨年デビューの谷繁さん、
そしてその前にデビューした山本昌さんが現在の解説者としては、
とても面白い解説をしてくれますね。
いずれもニッポン放送の解説陣なのですが、
そういえばみんな中日のOBだなあ。。。。。
しかも落合ドラゴンズ黄金時代の中核を担った選手ばかり。
やっぱりそれだけ、
考えて野球をやっていたということなんだろうなあ。。
それからやっぱり、
野村さんの解説も面白いですけどね。
一方で、
”知ったか”の度が過ぎる解説の江川さんの解説は、
最初の頃(もう20年以上前?)は面白いな~と思ってみていたのですが、
一度も現場に戻ることなく30年以上が経過する今となっては、
なんだか「現場で考えていることの重み」みたいなものが全くない、
まさに「傍観者としての解説」になってきちゃった感じがして、
さっぱり面白くありません。
まあ、
中畑さんみたいな「解説だかただの感想だかわかんない、ビール飲みながら球場観戦しているオヤジが言う言葉に似ている」解説もなんだかな~と思いますけどね。
堀内恒夫みたいに、
「お前が言うなよ~」
って人が最悪なのは、
言うまでもありません。
改めて思うのは、
巨人のOBの解説陣は、
面白くないってことかな?。
ワタシにとっては。
かつての藤田さん、王さん、長嶋さんに原さんなどの解説は、
楽しんで聞かせてもらっていましたがね。
それから、
江本さんをはじめ、
がんちゃんとか里崎とか金村とか達川とか、
口から先に生まれてきたような人たちの解説も、
聞いていて面白いっちゃ~面白いですが、ね。
トークとしては。
反対に個人的に嫌いなのは、
NHKの小久保、武田、小早川らの解説。
何の面白みも感じることができません。
NHKはたくさんあんなに面白い野球番組作っているのに、
なんで解説陣はこうも面白くないんだろうか。。。。。
特に武田と小早川の解説は、
なんでああも面白くないんだろうか。。。。。。
ごひいきチームの「御用解説」は、
西武でいえば東尾修、山崎裕之、松沼兄弟に笘篠弟、豊田清あたり。
まあ、「御用解説」ですから、
ファンにとっては耳障りのいいことばかり言うのが常ですが、
ワタシは野球の見方としては山崎裕之さんが一押しかな。
東尾さんは結構テキトーだし、
松沼兄弟は深みのね~しゃべりだしね。
若手の豊田さんには期待していますが。
昔の豊田さん(豊田康光氏)の「結果論解説」は、
結構憎からず思っていましたが。
あの頃の解説といえば、
ワタシは「べらんめい解説」の土橋正幸さんも、
結構好きでしたね。(古いね、話が。。。。)
そんな感じで、
解説者によって実況がとても面白くなったりしらけたり、
そんなこともあるので、
野球中継にとっては最も重要なポジションだと思いますね。
それからアナウンサーは、
うまく解説の人の話を引き出してくれる人が最高ですが、
最近のアナウンサーの一部には、
「古館調」自己顕示欲の強いタイプも見受けられます。
”アナウンサーが主役”の野球中継、特にラジオは、
本当に面白くないし耳障りなので、
やめてほしいと思っています。
(文化放送のあるアナウンサーが、ワタシは特に嫌い。あっ今年はやめたのかな?!)
まあ、
テレビもそうですが、
ラジオのナイター中継、
いつまで続けられるのかはわかりませんが、
どうかやめないで頑張ってほしいなあと思っています。
野球にこだわるニッポン放送、
応援していますよ!!
そういえばニッポン放送さん、
ワタシの「チョ~大好きな」解説の関根潤三さん、
御年92歳だそうですが、
また解説やってくれませんかねえ。。。。
あの明るくて屈託がなくて、
それでいてチクリと鋭いことを言う関根さんの解説、
いまだに最高だと思っているんですよ。
どうか一つ、
お願いしたいところです。