第９２回全国高校野球選手権大会 展望その１

第９２回　全国高校野球選手権大会　代表校の戦力分析
＊ランクは甲子園慣れ、ベンチ采配なども考慮したもの。

　　地区　　　代表校（出場）　投手　攻撃　守備　　総合　ランク　　　寸評
北北海道　旭川実（３）　　　　　８０　　７５　　８０　　８０　　C－　　決勝までの５試合すべて１・２点差で粘り抜いた接戦得意の好チーム
南北海道　北照　 （２）　　　　　９０　　８５　　８５　　８５　　B＋　　注目の又野が打でも魅せる。狙いは選抜越えの４強以上。　　　　
青森　　　　八戸工大一（５）　  ８５　　８５　　８０　　８５　　C＋　　中山・紅谷の強力投手陣に鍛えた打撃で旋風狙う。
秋田　　　　能代商（２）　　　　　７５　　８０　　８０　　７５　　D　　　　接戦得意の好チーム。まとまりと小技で悲願の県勢１勝か。　　　
岩手　　　　一関学院（６）　　　 ８０　　８５　　８０　　８０　　C　　　　ついに厚い壁破り聖地へ。高橋－沼田の必勝継投で花巻東に続く！
山形　　　　山形中央（初）　　　８５　　７５　　８０　　８０　　C－　　　エース横山が期待以上に成長。もう２１世紀枠とは呼ばせない！
宮城　　　　仙台育英（２２）　　 ９０　　８５　　９０　　９０　　A－　　　エース木村君臨。絶対の信頼感で狙いは全国制覇しかない。
福島　　　　聖光学院（７）　　　 ９０　　９０　　９０　　９０　　A　　　　豪華投手陣に小技とパワーの打線。東北の雄が候補として登場。
茨城　　　　水城　（初）　　　　　８５　　８５　　８０　　８０　　C　　　　期待の１年生を中軸に据え、安定感抜群のエースで逃げ切る。
栃木　　　　佐野日大（６）　　　 ８５　　８０　　８０　　８０　　C-　　　鋭い変化球操るエース左腕。打率４割に迫る迫力の打線。
群馬　　　　前橋商（５）　　　　　９０　　８５　　９０　　９０　　B+　　　安定感抜群のエース野口。打線も鋭さ増し、候補の一角へ名乗り。
埼玉　　　　本庄一（２）　　　　　８５　　８０　　８５　　８５　　C+　　　小技で掴んだ２度目の夏。強豪撃破し、持ち前の粘りで暴れるか。
千葉　　　　成田　（７）　　　　   ９０　　８０　　８５　　 ８５　　B- 　　エース中川で勝負。接戦では無類の強さを発揮する古豪。
東東京　　 関東一（５）　　　　　８０　　８５　　８５　　８５　 　B 　　　打撃戦にも投手戦にも対応できる柔軟な野球で名門復活。
西東京　　 早稲田実（２８）　　 ８５　　８５　　９０　　８５　 　B+　　　あの全国制覇以来の夏。鈴井・内田の両輪に４割打線でV２狙う。　　　　　
神奈川　　東海大相模（８）　　 ９０　　９０　　８０　　９０　　Ａ-　　　33年ぶりの夏。エース一二三支える硬軟織り交ぜた攻撃陣。
山梨　　　　日川　（３）　　　　　８０　　８０　　８５　　 ８０　　D+　　　粘りに粘る古谷の投球。無類の接戦の強さを全国の舞台でも。
静岡　　　　常葉橘（２）　 　　　８５　　８５　　８５　　８５　　  C+ 　　エース長谷川はタフネス左腕。足を絡めて奪う得点力ピカイチ。　　　
愛知　　　　中京大中京（２６）  ９０　　９０　　９０　　９０　　 A　　　夏に向けて調子上げる。浅野・森本の2本柱と猛爆打線で連覇狙う。
岐阜　　　　土岐商（３）　　　　　８０　　８０　　８０　　８０　　 C- 　　２強の厚い壁を突破。悲願の１勝への視界は良好。
三重　　　　いなべ総合（初）　　８０　　８５　　８０　　８０　 　C-　　エース近藤が本調子で臨めれば面白い。総合力は高い初顔。
新潟　　　　新潟明訓（６）　　　 ８０　　８５　　８０　　８０　　 C－　　投に不安残るも、打線の破壊力は抜群。打ち勝つ野球を目指す。
長野　　　　松本工（初）　　　    ８０　　８０　　８０　　７５　 　D　　　粘りの攻守で長野に新風。接戦に持ち込めば力を発揮。　　
富山　　　　砺波工（初）　　　 　８０　　８０　　８０　　７５ 　　D+　　　中山－吉田の必勝リレー。甲子園で普段着野球が出来れば勝機。
石川　　　　遊学館（４）　　　　　８０　  ８５　　８５　　８５　　　C　　　エース土倉の安定感と打線のキレ。北信越では最も期待が大きい。
福井　　　　福井商（２０）　　　　８５　　８０　　８５　　８５　　　C　　　やはり帰って来た炎のチーム。数字には表れない凄みで勝負。
滋賀　　　　北大津（２）　　　　　８５　　８５　　９０　　８５　　　B-　　　ホームには還さないエース岡本。大物食いの本領発揮で躍進。
京都　　　　京都外大西（９）　　９０　　８０　　８５　　８５　　　B-　　　４枚が揃う層の厚い投手陣。打線が復調すれば頂点も狙える。　
大阪　　　　履正社（２）　 　　　９０　　９０　　９０　　９０　　　 Ａ－　　3枚の投手陣と、1試合10点の猛打線で13年ぶりの夏をつかんだ。
兵庫　　　　報徳学園（１４）　　９０　　９０　　９０　　９０　　　Ａ－　　　田村・大西の2枚看板は大会屈指。春の近畿Ｖの勢いで臨む。
奈良　　　　天理　（２５）　　　　８５　　９５　　８５　　９０　　　A－　　　打線の破壊力ピカイチ。２５回目の夏に狙いは全国制覇しかない。
和歌山　　 智弁和歌山（１７）　８５　　９０　　９０　　９０　　　A－　　狙いは勿論真紅の大旗だが、調子が上がらない打線の復調がカギ。
岡山　　　　倉敷商（９）　　　　　８５　　８０　　８０　　８０　　　C+　　　接戦制しての３連覇は見事。戦力整え大舞台で戦う。
広島　　　　広陵　（２０）   　　　９０　　９５　　９０　　９０　　　A　　　　優勝に届くかは有原の状態ひとつ。打線は心配ない有力なV候補。
山口　　　　南陽工（３）　　　　　９０　　８５　　８５　　８５　　　B+　　　エース岩本凱旋。打線が好調維持すれば強豪に引けを取らない。
鳥取　　　　八頭　（７）　　　　   ８０　　７５　　７５　　７５　　　D　　　　守って接戦を獲る八頭野球。甲子園で強豪に通じるか。
島根　　　　開星　（７）　　　   　９０　　８５　　８５　　８５　　　B　　　　わずか１失点のエース白根の右腕。山陰初の優勝が大目標だ。　
香川　　　　英明　（初）　　   　 ８０　　８５　　８０　　８０　　　C-　　　打って打って打ちまくる。毎試合二ケタ得点の猛打線が火を噴くか。　
徳島　　　　鳴門　（６）　　   　　８５　　８０　　８０　　８０　　　C　　　　全試合を投げぬいたエース吉田にかける。接戦に持ち込みたい。
愛媛　　　　宇和島東（８）   　　８０　　８５　　８５　　８５　　　B-  　　伝統の牛鬼打線が復活。打撃戦に持ち込み接戦をモノに。　
高知　　　　明徳義塾（１２）   　９０　　８５　　９５　　９０　　　A-　　　５試合わずか１失点の攻撃的守備で、狙いは２度目のV。
福岡　　　　西日本短大付（５） ９０　　８５　　９０　　８５　　　B　　　　あの夏そっくりのチーム構成。大黒柱は２年生左腕、森。
佐賀　　　　佐賀学園（６）　   　８５　　８０　　８０　　８０　　　C　　　　５試合すべて投げぬいたエース峰下。機動力ある打線がサポート。
長崎　　　　長崎日大（９）   　　８５　　８５　　８５　　８５　　　B  　　　今年は接戦がお家芸。打線の爆発あれば上位も。　
大分　　　　大分工（３）　　　　　８５　　８０　　９０　　８５　　　B-　　　明豊破った攻守。エース田中は三振の山築く。
熊本　　　　九州学院（７）   　　８５　　８５　　８０　　８５　 　　B-　　当たってきた打線で視界良好。投打にレベル高い名門。
宮崎　　　　延岡学園（６）　　　８５　　８０　　８０　　８０　　　Ｃ　　　口蹄疫渦で揺れた苦しい県大会を制す。実戦不足は、総合力で補う。
鹿児島　　 鹿児島実（１７）　   ９０　　８０　　８５　　９０　　　B+　　　用皆－野田の必勝リレー。湿りがちな打線が投手を支えられるか。
沖縄　　　　興南　（９）　　　　　９５　　９５　　９０　　９５　　　A+　　　島袋で万全の守り。鋭い打線も大会屈指のV候補筆頭。