本当に心配なニュースが飛び込んできました。
先日の井上尚弥の4団体統一を成し遂げた試合のセミファイナルで、
堤とものすごい激闘を繰り広げた穴口一耀選手が、試合後に右硬膜下血腫で開頭手術を行っていたことがわかりました。現在も意識不明の状態だということです。
本当に心配です。
この試合、モンスタートーナメントの決勝(賞金1,000万円)として行われ、勝った方には賞金のほかに世界への扉が開くとされていて、
負けられない試合でした。
穴口は初回から実に素晴らしい出来で序盤はフルマークでラウンドを取っていましたが、
強打者の堤が4ラウンドに放った一撃でダウンを取られ、
その後4度のダウンを重ねました。
しかしスコアカードによると、
最終ラウンドまでは穴口がリードする展開で、
最終ラウンドにダウンを喫したのが敗戦につながってしまったというギリギリの試合内容でした。
この試合を見て、
堤はもちろんですが、
敗れた穴口も十分にこれから世界を狙っていける選手だと確信しましたので、
ホントこれからが楽しみだと思っていた矢先でした。
判定の後、
穴口選手の足元がおぼつかない感じになっていたのはワタシも見ましたから、
心配はしていましたが、
まさかこんなことになっているとは。
ボクシングは格闘技ですから、
リング禍というのはこれまでもありましたが、
昭和の時代と比べると選手の健康にもグッと気を使うようになり、
ラウンドも12Rになりましたし、
レフェリーが試合を止めるのも昔に比べるとグッと早くなりました。
しかしながら。。。
穴口選手の回復を、
何より祈っています。
昔赤井英和選手も、
リングでKO負けした後に意識を失い、
生死の境を彷徨いました。
こんなこと、
あってはならないと強く感じます。
とにかく、
無事を祈っています。