高速化が叫ばれて久しい男子マラソン界。
じっくりとためて、
駆け引きの勝負と言われた時代はとうに過ぎ去り、
短距離種目と同じようにとにかく【ぶっちぎり】で引き離したものの勝ち!という時代です。
そんな男子マラソン界で、
またも驚きのニュースが。
ボストンマラソンで、
ケニアのジョフリー・ムタイ選手が2時間3分2秒というとんでもない好記録を出して優勝しました。
残念ながらコース設定が基準を満たしておらず記録は未公認となりましたが、
これはちょっと驚きの記録ですね。
1キロ当たりのラップが2分55秒です。
え~~~~~
と驚くようなタイムですね。
このスピードでマラソンを走り切る・・・・・
無理だ~
以外に言葉がありません。
それにしてもアフリカ勢。
驚異の身体能力&心肺機能ですね。
たぶん男子のマラソンは、
男子の100mなどと並んで、
日本勢にとって【もっとも結果を出すのが難しい競技】になりつつありますね。
だってどんなに頑張っても、
こりゃあ追いつかないでしょう。
コースの設定や気候条件に恵まれても、
今の日本記録の2時間6分台を出すことすらまれな話。
2時間3分台で疾走されたら、
日本記録でも3分以上、
要するに1キロ以上も遅れちゃうわけです。
今の日本人選手たちの”標準的な記録”である2時間9分台だったら、
何と2キロ以上も引き離されちゃうわけですよね。
勝負になんないわ、こりゃ。
ところで、
【ボストンマラソン】という響きには、
年配の方々は郷愁を感じるのではないでしょうか。
ワタシも特別な響きのある大会だと思っています。
何か、
『マラソンと言えば≪ボストンマラソン≫』
なんて思ってしまいますね。
ちなみにワタシの中では、
『日本のマラソンと言えば≪福岡国際マラソン≫』
というのも刷り込まれています。
やっぱり老舗の大会だからですかね。
瀬古俊彦が出場して優勝した映像が、
脳裏に焼き付いています。
変わらない風景がそこにあり、
久しぶりにその映像を見て、
なんだかグッと来てしまいました。
瀬古選手のような男子マラソンランナー、
出てこないかなあ。
心待ちにしているのですがね。
【箱根駅伝組】のマラソンでの健闘、
特に期待しておりますよ。
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