ラグビーのパシフィックネーションズカップ。
6か国が参加して行われているこの大会の、
準決勝が土日に、
秩父宮で行われました。
カナダ、アメリカを破ってB組1位の日本は、
準決勝で世界ランク13位のサモアと対戦。
世界ランクでは14位の日本が一歩遅れを取っていましたが、
この試合では標榜する高速ラグビーで、
サモアから前半4トライ、後半3トライの合計7トライを奪う猛攻で、
49-27と圧勝しました。
日本は6分にライリーがトライを決めると、
続いて認定トライ、そして長田のトライと続き、
続いて李が自らトライを決めて4トライ4Gで前半に28点を奪いました。
後半もその勢いは止まらず、
後半も下川のトライを皮切りに、
SH藤原が自ら持ち込んでトライ、
更に終了間際にも高橋が代表初トライ。
7トライを挙げたのは、
収穫でした。
まだまだハンドリングエラーが多いし、
この日の試合は多分にサモアのミスに助けられた側面がありましたが、
それでもこれだけ攻めてトライを量産できたというのはよかったですね。
さて、
この日のメンバーで、
これから代表入りしてレギュラーを張っていくのは何人ぐらいでしょうか。
これからワールドカップが近づいていくにつれて、
どんどんその競争は激しくなっていくと思われます。
サッカー日本代表が、
あれだけの実績を欧州で残している選手たちでも、
代表でのポジションは常に競争にさらされるというのと同じぐらい、
ラグビー日本代表も層が厚くなっていったら、
十分に世界と伍していけるのではないかと思います。
この試合は、
日本の明るい未来を見た・・・・・・
と言っていいと、ワタシは思います。
決勝のフィジー戦も、
勝ち切ってこの大会を終わってほしいと思います。
フィジーはかなり強いけどね。
決勝は花園。
たくさんのファンの前で、
新生・エディージャパンⅡを存分に見せてください。