高校野球の話題書くの、
なんだか久しぶりな気がします。
何しろ様々な競技の話題が多くて、
まだまだ盛り上がる前の高校野球の話題はどっかに置かれてしまっていました。
しかしながら、
この間にも、
夏の甲子園で初優勝を飾った京都国際が、
大エース西村を残しているにもかかわらず府予選で敗退。
近畿では波乱が続き、
近畿大会では大阪の2強、
大阪桐蔭と履正社がなんと、
枕を並べて初戦敗退。
これまでの選抜の選考を振り返ってみると、
「大阪から少なくとも1校」
は間違いなく、
出場3校が全て初戦で敗退しても、
1校は必ず選ばれるのはお約束です。
しかし今年、
この近畿大会で、
大阪3位代表で出場した大阪学院高が1勝して8強に進出しましたので、
大阪学院が選抜出場をほぼ決めたと思って差し支えないでしょう。
ということは、
大阪桐蔭も履正社も、
来年の選抜出場は非常に厳しくなったと言わざるを得ないですね。
また選抜に連続出場していた広陵も県大会で敗れ、
2年連続選抜準優勝の報徳学園も近畿大会まで辿り着けませんでしたから、
来年の選抜は今年までとは様変わりとなりそうです。
さあそんな中、
今日はなんと6地区で準決勝が行われます。
関東大会は、
昨年選抜優勝の健大高崎が、
158キロを計測したエース石垣と強打を誇る打線で順調に選抜の切符をゲットしました。
関東大会ではこのほか、
非常に強力な選手層を誇る横浜が久々に選抜へ、
他の2校は春夏を通じて甲子園初出場になる、
浦和実と千葉黎明が進出してきています。
関東からの出場校は4校➕0.5。
4強は選抜キップほぼゲットしていますので、
関東の準決勝はギラギラした感じではなく、
純粋に力を試す感じの試合になるというのがいつもの感じです。
試合会場がハマスタから保土ヶ谷に変更になったのは少し残念ですが、
各校には頑張って欲しいですね。
東京大会は1校➕0.5の枠なので、
まだこの準決勝は「旅の途中」。
今年は夏甲子園出場した勢いがある早実がエース中村を残しておりここまで上がってきました。
夏に東大会決勝で関東一に敗れ久々の甲子園行きを逃した帝京が捲土重来を期して、
その関東一を下して4強へ。
今日はもう一つのライバル校、
二松学舎との決戦です。
近畿大会も6校選出ですから、
4強に進出したこの4校は選抜当確。
嬉しい中での試合です。
天理、智弁和歌山の両校の力がかなりいいようで、
どこが優勝まで辿り着くのか、
注目しています。
智弁和歌山を神宮大会であまり見た記憶がないので、
見たい気はしています。
あとまた履正社の岡田監督率いる東洋大姫路の戦いにも注目ですね。
名門華麗に復活!
となるでしょうか。
中国地区も波乱含みですね。
地区の絶対王者である広陵、
門馬監督に率いられ連続出場を狙う創志学園などは敗れ、
第一試合は米子松蔭vs矢上という山陰対決。
今年の夏の甲子園で大社が大活躍して自信を得たのでしょうか、
選抜へも1校がほぼ確定です。
名門広島商の快進撃にも注目が集まっています。
四国は、
明徳義塾がいいですね。
新しい基準のバットになって、
まさに「明徳に勝てと言っているような感じ」がすると馬渕監督もよく匂わせてくれていますが、
この四国大会でしっかりと勝ち切って、
明治神宮大会でもキッチリとした野球を全国で見せたいですね。
キッチリと守って、
小技を決めてスモールベースボールで勝ち切る。
大ベテランの馬渕監督に、
いま一度全国制覇の夢を見させることができるのか?
選手たちの頑張りにかかっています。
九州大会で一番注目されているのは、
沖縄のエナジックでしょう。
この夏も注目されましたが、
ここは「野球専門学校」を標榜して選手集めをしているチーム。
これからの新しい高校野球のカタチのひとつとして、
非常に注目されています。
春の九州大会で大注目され、
夏は快進撃で県大会の決勝に進出も、
興南にその道を阻まれ甲子園はならず。
しかしその勢いは新チームでも止まらず、
ここまでやってきました。
さあ、
九州を制覇できるのか?
九州は4校選抜されますから、
初の甲子園は間違いないところ。
こう見ていくと、
本当に来年の選抜は、
非常に新しい風が吹きそうな気配がしていて、
楽しみです。
さあ、
泣いても笑ってもの今日。
一体どんな展開が待っているのでしょうか。