SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ボクシングの話題

2013年01月29日 | ボクシング

大晦日の【5大タイトルマッチ】ですべて日本人チャンプが誕生したボクシング界。

今年もまた、
タフなファイトでファンを沸かせる1年になってくれたらいいなあと感じています。

そんな中、
先週の金曜日に、
東京ドームでボクシング界の年間表彰式が行われました。

年間最優秀選手賞を受賞した井岡一翔ほか、
山中、内山、佐藤らチャンピオンが並び、
アマチュアではオリンピック金メダルの村田や銅メダルの清水なども表彰台に上がり、
盛り上がりを見せてくれました。

そんな中、
4月8日にはトリプル世界戦が行われることが発表されました。


≪4.8両国国技館≫

  WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
   王者・山中慎介(帝拳)vs 同級1位・マルコム・ツニャカオ(真正)

  WBC世界フライ級タイトルマッチ 12回戦
   王者・五十嵐俊幸(帝拳)vs 八重樫東(大橋)

  WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ 12回戦
   王者・ガマリエル・ディアス(メキシコ)vs 同級13位・三浦隆司(帝拳)


いや~、
凄いことになりました。

大好きなボクサーである山中チャンプは、
長く日本で活躍するツニャカオ選手との対戦です。

ツニャカオ選手、
まさしく『本物』のボクサーです。
どんな試合になるのか・・・・・
本音では当てたくなかった二人ですが、
熱戦を期待しましょう。

五十嵐チャンプは、
昨年あの井岡との熱闘で敗れたものの大いに株をあげた元世界チャンプの八重樫選手と戦います。

こちらは、
八重樫選手を応援したいなあと思っているのですが、
何だかアマチュア時代には4回戦って4回とも五十嵐選手が勝っているそうな。
因縁めいたものも感じる、
こちらも白熱バトルとなりそうです。

そして地味ながらもチャンプを目指す三浦選手は、
1月10日に、ずっと応援し続けてくれたお父さんを自動車事故で亡くすという悲劇に見舞われました。
それだけに、心中期するものがあると思います。

いずれも素晴らしい戦いになる予感。

しかも場所は両国国技館。

この間相撲観戦に行って、
こっそりと『4月8日は、どのあたりで観戦しようかな?!』と、
下見をしてきてしまいました。

チケット発売が、
待ちきれませんね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そして井岡選手は、
4月中・下旬にに大阪で、
たぶん王座統一戦を、
ローマン・ゴンザレスと行うのではないかということを発表しました。

井岡選手は今後も、
大阪を主戦場にしていきそうですね。

観に行くことが出来ないというのがつらいところでもありますが、
興行は大みそかと同じく、
宮崎チャンプとのダブル世界戦になる模様です。

井岡選手の相手となるであろうローマン・ゴンザレス選手。
通称・ロマゴンと呼ばれていまして、
いわゆる”スーパーチャンプ”です。

いくら井岡選手が強くとも、
簡単に倒せる相手ではありません。

どんな試合になるのか、
もし実現すれば本当に注目されます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

豪打の内山チャンプの防衛戦は、
やはり4,5月ごろですかね。

願わくば大晦日のように、
佐藤、河野の両チャンプとの『トリプル世界戦』になったらいいのになあ・・・・。
そして場所は大田区体育館、両国国技館、日本武道館あたりで。



そして最後。

一昨日NHKスペシャルで、
マニー・パッキャオを主人公にした【スポーツ・ドキュメント】やっていましたね。

12月8日にラスベガスで行われた、

パッキャオvsマルケス

の4度目の”宿命の対決”を追ったものでした。

現在のボクシングの世界での、
考え得る限りの【最高の対決】です。

ボクシングのスーパーファイトとして記憶に残るファイター。
70年代のモハメド・アリから、
レナード・ハグラー・ハーンズ・デュランのつばぜり合いの80年代を経て、
チャベス、デ・ラホーヤの90年代へ。

そして今、
誰もが異論をはさむことのない『世界中が一番見たい男』が、
フィリピンの国民的英雄である、
マニー・パッキャオです。

その早さ、パンチ力。
まさに驚愕するしかないものですが、
『強烈なライバル』である対戦相手のマルケス、
この日は倒されながらも果敢に向かっていき、
最後はワンパンチでパッキャオをキャンバスに沈めました。
驚愕の結末でした。
筋書きのないドラマとは、まさにこのこと。


『何という凄さ』

それしか言いようがありません。

このリアルファイトを見れば、
日本のどんな『大口くん』であろうとも、
その両者の名前を簡単に口にしてはいけないほどの、
オーラがかかったファイトでした。

その両者の戦いを日曜日の9時からドキュメントとして放映したNHKに拍手!

ラスベガスでの戦いは、
やはり『世界最高峰』だと感じることのできる瞬間でした。

*そう思って見ると、改めて西岡利晃がそのラスベガスでノニト・ドネアに挑んだ一戦が、どんなにすごい事だったかがよくわかります。


なんだかんだと『雑音』も多い昨今のプロボクシングの世界ですが、
『どっこい【本物】はまだまだ生きているぞ!』
と思わせてくれる、
日曜日の晩でした。


心優しき英雄・パッキャオ!
彼に乾杯!

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 史上最強・サントリーが男の... | トップ | 不器用ですから。。。。。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ボクシング」カテゴリの最新記事