SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

青学大の衝撃の強さに、脱帽の年明けとなりました。

2020年01月06日 | スポーツ全般

新年あけましておめでとうございます。

ものすごく遅いご挨拶となりました。
もう三が日どころか、
明日は七草がゆを食べなければなりません。

太平洋側はおおむねいい天気に恵まれ、
穏やかなお正月だったと思います。

ワタシも何か、
わさわさと動き回っているうちにいつの間にかこの日になってしまった。。。。
そんなお正月でした。

さて、
いよいよやってきました2020年。
日本にとってはオリンピックが地元開催されるという、
一生に何度もない年の幕開けです。

思えば2020年。。

我々が少年時代、
ノストラダムスの大予言なんていうものがあって、
子供心に「21世紀は来ない」なんて刷り込みにどっぷりと浸からされ、
それ以降の年代は今(つまり少年時代・・・・1970年代ぐらい)と地続きではない、
未来の世界というように思いこんでいました。

未来都市・・・・・
なんていうのがビジュアル(と言っても絵ですがね)で見せられる時なんかも、
車が空を飛んでいたり、
街はスカイツリーの小型版みたいな建物ばかりになっていたり、
そんな「世の中」になっているという事でした。

そしてそれは、
近未来では2020年ぐらい・・・・・
と設定されていることが多くて、
ワタシは子供心に、
2020年ってこんな風になっているのかもなあ・・・・
と思っていた覚えがあります。


そんな「未来予想図」に比べると、
ず~っとマシな、
今までの世の中と地続きの現在があることに、
妙に感慨深くなっていたりします。


さて、余計な話になりました。

今年の幕開けは、
天皇杯サッカー決勝。

毎年元日はテレビ観戦もままならないワタシですが、
今年は「国立競技場のスポーツイベントのこけら落とし」ということで、
何だか注目していました。

試合のことはさておき、
見やすそうな競技場だなあ、なんて、
そんなことばかりが気になりましたね。

そして2日は、
お待ちかねの箱根駅伝でした。

今年は昨年初優勝に輝いた東海大が、
黄金世代の選手を大量に残していましたので、
ブレーキ区間さえなければ連覇は間違いないだろうと踏んでいました。

しか~し

ふたを開けてみてびっくり。

青学大が異次元の強さを見せつけて、
まさにぶっちぎりの2年ぶりVを成し遂げました。

その軌跡については、
さんざん4日、5日のテレビでやりまくっていましたからここで改めて振り返るまでもないのですが、
往路の2,3,4,5区、
そして復路全区で、
ワタシの予想をはるかに超える強さを見せてくれました。
これはもう、
東海大の両角監督ではないですが、
脱帽するしかない強さでしたね。

2区でトップに立った1年生、岸本選手のものすごい走り、
はじめての箱根駅伝となった4区の吉田選手の快走、
そして全くペースを落とさず疾走するその後の各区の選手たち。
青学大の「チームとしての強さ」を垣間見る瞬間が何度もあり、
凄い駅伝だったと思います。

総合10時間45分23秒なんて、
恐ろしいほどの記録です。
敗れた東海大とて10時間48分25秒の大会記録ですから、
敗れてなお強しを見せてくれました。

今年は晴天、微風、そして気温も最適と、
レースの条件がそろった2日間だったこともあるでしょうが、
それにしてもすごい高速レースだったですね。

言われているのはナイキの厚底シューズが、
かなりの影響を及ぼしているという事ですね。

選手の85%があのピンクのシューズを履いて疾走しているとのこと。
やっぱりギアの進化も半端じゃないですね。
”こはぜ屋さん”みたいなものかな?!

青学大がまた、
大学長距離界で君臨する王者として、
戻ってきましたね。
来年からはどういうことになるのでしょうか。

今年健闘したのは、
何と言っても3位に食い込んだ国学院大、
そして帝京大、東京国際大、明大の4チームに、
初シードに輝いた創価大といったところでしょうか。

メンバーを見ても、
やはり箱根駅伝が新時代に向かって行っているという事が、
ありありとわかる気がします。

1区区間賞の創価大米満の走りがレースの号砲を鳴らし、
2区で異次元の区間新を出した東洋大・相沢には日本マラソン界の未来を感じることが出来ました。
3区では「早い速いとは思っていたが、まさかこれほどまでとは・・・・・」
と驚かされた東京国際大・ヴィンセントのさらに異次元の走りを見ることが出来ましたし、
4区青学大・吉田の区間新にしびれ、
6区の東海大・舘沢の意地の突込みにも感動しました。

終盤10区での国学院大・殿地や帝京大・吉野、
そして創価大・嶋津の感動的な追い込みやデッドヒートにも、
コーフンを隠し切れませんでした。

ということで、
「今年も箱根は面白かったなあ」
と思う年始、スポーツの始まりとなりましたね。

あとひとつ、
今年はなんだか、
我々の住む地域の”陸上無名”の学校からの選手が、
沢山この箱根路を走っていたことに、
驚きと感動を覚えました。

地元といってもいい「箱根沿道」に位置する学校から出場した選手たちは、
テレビを見ていた沢山の地元の子供たちにも、
勇気と希望を与えたことでしょう。

選手の皆さん、関係者の皆さん、
本当にお疲れさまでした。

今年もスポーツ界にとって、
いい1年になりそうです。

正月の各競技の激闘を見ていて、
そう確信することが出来ました。

輝きに満ちたこの1年が、
いよいよ始まりました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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