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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

コリジョンルール

2016年05月12日 | プロ野球

昨日のプロ野球。

日ハム・大谷の打撃が絶好調。
4戦連発となる7号をたたき込みました。

打率も現在.322と、
3割30本も視野に入るほどの好調ぶりです。

昨年は投手として完全に覚醒した感のある大谷でしたが、
今年は打撃で存在感を見せ、
二刀流の真価を見せ始めています。

昨年は打撃には悩み、
結局打率.202 5本塁打 17打点 と、
本人としては全く納得いくものではなかったと思いますから、
今年は打撃の上昇への意欲が高かったのだろうと思います。

日ハムの打線は、
大谷が5番に座ることによって、
グッとその威力が増しますからね、実際。

投手としては現在1勝3敗と、
まだ波に乗れていない感じがありますが、
必ずや夏場にかけて調子を上げてくるだろうと踏んでいます。

昨年が終わった時点では、
『やっぱり大谷は投手で生きていくべきだ』という”べき論”が語られていましたが、
今年の成績を見ると、
『この打撃を捨てるのは、惜しすぎる』と思ったりしますね。

前例のない『二刀流』は、
ますます悩み深きものになっていくそうです。
(将来MLBを目指すうえで・・・・・という意味。NPBで選手生活を全うするのであれば、今の感じで何ら支障はないと思われます)


さて、大谷クンのことはさておき。
昨日の巨人vs阪神戦で、
話題の『コリジョンルール』の適応がありましたね。

場面は3回表2死2塁。
巨人の攻撃の場面です。

センター前ヒットでホームをついた2塁走者。
ホーム寸前でタッチアウトとなりましたが、
”審議”の結果、コリジョンルールが適応されて『セーフ』と判定が覆りました。

『コリジョンルール』

今季からNPBでも採用される、
『ホームでの激突等を回避する新ルール』
のことです。

これまで開幕して1か月半。
何回かこのルールの適応を受けて判定が覆ったりしましたが、
さすがに昨日の判定を見ていると、
『やりすぎじゃないの?』
と思ってしまいました。

だってこの場面。
映像を見た人ならだれでもわかる通り、
阪神の捕手はホームをまたいでいただけで、
ランナーの進路なんて、ぜ~んぜん妨害していないんですから。

『明らかに、だれが見てもアウトでしょ!』
というプレーで、
これがセーフになった日にゃ、
ホーム上の攻防なんて、面白くもなんともなくなっちゃいますからねえ。。。。。

阪神の金本監督じゃないが、
口角泡を飛ばして抗議したくなるってもんですよ。

『激突防止と進路をふさぐ行為』
について禁止のルールを定めることは、
ワタシもどちらかというと賛成です。

見苦しい走者の”キャッチャー吹っ飛ばし”行為や、
目に余るキャッチャーの”ブロックによるホーム隠し”については、
長年『おかしいんじゃね?』と思っていましたので、
これが正常化されるのは望ましいことだと思います。

しかし。。。。。

コリジョンルールの名のもとに、
昨日のような『ホームをまたいだだけで、何でもかんでもセーフ』になったんじゃあ、
見ている方は面白くね~ったらありゃしねえ。。。。。

そんな気持ちです。

大体バックホームがどのあたりに来るかなんて、
プレーの流れの中で起こることで、
ブロックや体当たりなどの『明らかな故意性』がなければ、
何ら問題ない『通常の野球のプレー』であると思うんですがね。

もう一度言います。
昨日のあれがセーフになったんじゃ、
野球の面白さも半減だよ。


まあ、
これまでもNPB、
いろんな【新ルール】を作っては、
1年や2年経った後に気が付いてみると、
なんだか立ち消えになって元に戻っていた・・・・・・なんてこと、
なんぼでもあったからなあ。。。。

最近でも、
散々騒いだ【新ストライクゾーン】なんて、
いつの間にやら元の黙阿弥・・・・・になっちゃってるもんね。

この『コリジョンルール』も、
そんな感じになるんじゃないかと、
個人的には思ったりしています。


それはさておき、
今年はやっぱり、
セ・リーグのペナントレースの方が数段面白いですね。

パ・リーグはSBが、
予想以上に圧倒的に強いんで、
『そろそろマジック出してもいいんじゃないの?』
なんて冗談でつぶやいたりしています。

それに引き換えセ・リーグは、
巨人、阪神がイマイチだけに、
全6球団に『大チャンス』が転がっている感じで、
本当に毎日面白いですね。

ヤクルトvs広島なんて、
本当に連日面白い試合していますもんね。

DeNAもようやく戦力が整ってきたようで、
遅ればせながら『ペナントへ参戦』してくる感じですしね。

それにしても。。。

山田哲人は華があるなあ。
改めて言うまでもないけどね。


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