盛り上がったオールスターも終わり、
いよいよプロ野球の後半戦が開始されます。(一部は昨日はじまりました)
今年はパ・リーグがほぼ予想通りの展開になったのに対して、
セ・リーグは予想通りとはいかない前半戦でした。
パ・リーグは、
前半戦を終えてSB、日ハムの2強が他の4チームとは力の差を見せつけ、
グイグイとペナントレースを引っ張っています。
両チームともに47勝23敗 勝率は.671
ものすごいペースで白星を積み上げています。
両チームともに、
まずは投手陣の安定が好調の一番の要因でしょう。
素晴らしい投手陣を持っていますね。
日ハムはダルビッシュを筆頭に武田勝、ウルフ、ケッペルと、
1点台、2点台の先発陣が並び、
リリーフ陣も軒並み好成績を残しています。
SBも杉内、和田、ホールトンの先発陣に、
しっかりとした”勝利の方程式”を作れる救援陣ら、
全く穴のない陣容です。
そして両チームともに打撃陣も好調。
おまけにファンのサポートもしっかりしており、
後半戦に崩れていくことはまず考えられないというのが、
今のところでしょうね。
どちらが1位になるのか。
そしていずれにしても、
CSの第2ステージは、
まさに”決戦”となりそうな気配です。
今から両チームの激突、
ドキドキしますね。
3位以下では、
一時オリックスが抜けだす感じでしたが、
また調子を落として下位の争いに巻き込まれてしまいました。
現状ではディフェンディングチャンピオンのロッテがやや先行していますが、
楽天もそこそこの位置につけていますので、
予断は許しません。
9月の最後まで、
CSの最後のイスをめぐる争い、
続いて行くかもしれません。
セ・リーグは、
予想に反してヤクルトの出来がいいですね。(ワタシは何となく予想していました)
打線に核のできたのが大きい。
4・5番がしっかりしたことで、
青木の出塁が生きてきました。
そして何と言っても、
ケガ人続出の投手陣を支えた、
石川、館山という左右のエースの大活躍でしょう。
この両ベテランがしっかりした柱を作っているだけに、
後半戦でローテに戻ってくる由規、村中の若い二人が、
しっかりと投げ続けてもらいたいところです。
このオールスター明け、
7月いっぱいを無難に乗り切れば、
ヤクルトが久しぶりのVへ突き進むのではないかとみています。
追っていく中日と阪神に、
なんだか迫力を感じないのが今年の特徴でもあります。
中日も阪神も、
復調してきたかな・・・・
と思ったらまた落ちて見たり、
ということを繰り返して、
5割そこそこの成績を行ったり来たりしています。
しかし、
両チームともにはまれば【大型連勝】ができるチームなだけに、
どう調子を上げていくのかが注目されます。
だが阪神は、
8月は恒例の『死のロード』ですよね。
大阪ドームを使うことなどによって、
昔よりはかなりその厳しさも緩和されると思いますが、
それでも大声援の後押しを受けて戦う甲子園での試合が半月以上もなくなってしまうので、
厳しいことに変わりはありません。
4位の広島には、
やや期待しています。
まだまだ戦力、
特に打線の力が足りないとみていますが、
リーグの台風の目となってもらいたい気持ちはあります。
逆に浮上のきっかけをつかめない巨人は、
どうなっていくのでしょうか。
小笠原、ラミレスらが打ち出せばすぐに貧打は解消されるはずなのですが、
なかなかそういう戦いになりませんね。
後半戦にいかにキッカケをつかめるか、
原監督の戦いは続いて行きます。
横浜は、
去年と比較するといい戦いをしているように思います。
成績は上がっていませんが、
続けていくことです。
戦い方が浸透すれば、
来年以降期待が持てるようになってきますよ。
ということで、
真夏は野球の季節。
熱い戦いを期待しています。