ラグビー日本代表にとって、
今年のメインともいえる欧州遠征。
アイルランド、スコットランド各代表との試合も組まれている3連戦。
コロナ禍でテストマッチが少ない日本代表にとっては、
この遠征は現在の自分たちの立ち位置がわかる非常に大切な試合です。
その第1戦、アイルランド戦が土曜日深夜(日本時間)に行われました。
アイルランドといえば、
先の19年W杯で日本代表が破った相手。
その再現を狙った日本代表でしたが、
相手の聖地、ダブリンで行われたこの試合は、
まざまざと実力の差を見せつけられて5-60の惨敗。
まだまだティア1のチームとは差があるという事を、
見せつけられてしまいました。
この試合、
W杯では出場しなかったアイルランドの司令塔にして世界最優秀選手でもあるSO・セクストンが先発。
おまけに彼のキャップ数が100キャップという記念すべき試合で、
アイルランドの気迫もすごかったです。
試合が始まる前は、
多分ワタシだけではなく、
多くのラグビーファンが、
「日本代表は本当に強くなった」と思っていたのではないでしょうか。
何しろ今年夏のテストマッチでは、
あのライオンズ、そしてこの日の相手であるアイルランドとなかなかの試合をして、
さらに先日のオーストラリア代表とのテストマッチでも、
ほぼ互角に近くやり合ったことから、
日本代表の実力が着実にアップしていることが実感されました。
しかし。。。
この日の試合は、
その鼻っ柱をへし折られるような試合でしたね。
接点では出足が少しづつ遅れたことから規律が守れずに反則を頻発。
さらに空中戦では常に相手側にボールを奪取され、
キックはミスを連発。
日本代表がチームとして、
まだまだ”練られていない”という印象を持つ試合に終始してしまいました。
5-60という点差、
なかなか最近は経験していないですね。
記憶に残っているとすれば、
2011年W杯のオールブラックス戦以来ぐらいですかねえ。
久しぶりに「見ていてつらい」試合となりました。
まあでも、
23年のW杯を目指すにあたって、
この敗戦は一つの契機となりそうなので、
むしろ良かったのではないかとも思います。
ここから選手選考をはじめとする取捨選択が始まり、
さらにチームとしての戦術なども練られていくわけですから、
立ち位置を確認できてよかったと思います。
「やはりまだ差がある」
という事から始まるW杯での大ブレーク、
楽しみにしています。
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