CSファーストラウンド パは激闘、セはまさかの。。。。

≪ＣＳファーストラウンド≫

【パ・リーグ】　～千葉～
第1戦　ロッテ　5×ー４　楽天
第2戦　ロッテ　４－４　楽天

＊ロッテが1勝1分で勝ち抜け

【セ・リーグ】　～甲子園～
第1戦　巨人　４－０　阪神
第2戦　巨人　４－２　阪神

＊巨人が2勝で勝ち抜け


ＣＳのファーストラウンドが週末に開幕。

パ・リーグは2戦とも最終回まで同点というきわどい激闘になりましたが、
ホームのロッテが2戦ともにしのぎ切って1勝1分。
規定により第1ラウンドを勝ち抜け、オリックスとの決戦に進出しました。

2戦ともにビハインドのケースから、
第1戦はエチェバリアの、第2戦はマーティンの同点弾が飛び出して試合をタイにもっていきました。
ホームランの威力をまざまざと見せつけましたね。

昨年までホームランが出ずに苦しんでいたチームが、
見事な戦いを見せて、
千葉のファンも留飲を下げたことでしょう。

第1戦に先発した佐々木朗希は、
見事な投球を見せましたね。

この佐々木にしてもヤクルトの奥川にしても、
まだ高卒2年目の選手ですよ！！！
驚きです。

順調に成長を続ければ、
佐々木も球界を代表するピッチャーになるのも、
そう遠い未来ではないですね。
ひょっとしたら来年にはもう、最多勝とか争っているかもしれないです。

ロッテは本当によくしのぎ切って、
この戦いを制しましたね。
この勢いをもって、オリックスとの戦いに挑んでいってほしいですね。

盤石な投手陣を持つオリックスとの戦いは苦戦が予想されますが、
持ち前の粘りを発揮して戦ってほしいと思います。

楽天については、
「へ～第1戦は則本で、第2戦は岸なんだ～」
以上です。


さて、驚いたのがセ・リーグの戦い。

まさか、まさかが起こって、
シーズン終盤あの体たらくだった巨人が、
完全にリセットして連勝でＣＳ第1ステージを勝ち抜けました。

意外も意外、
驚きましたね。

初戦の菅野は、
「まあ、好調ならこれぐらいのピッチングはするだろうな」
というような”エースのピッチング”でしたが、
第1戦も第2戦も、
救援陣が何とか粘り切り勝利を呼び込みました。

まあどの投手もふらつき加減ではありましたが、
阪神の打線がとらえることができなかったですね。

打線では第1戦がウィーラー、
第2戦が丸の活躍で得点を奪いました。

第2戦の3回は、
なんだか久しぶりに見る「つながる打線」という感じでした。

しかし。。。。

これがあるから、
ＣＳは怖いんですよね。

シーズン終盤の戦いを見ていたら、
誰が見たって阪神が勝つと思うような両チームの状態でしたが、
わからないものです。

正直に言うと、
「だからＣSとか、イヤなんだよ！」
って感じです。

今年の巨人のように、
たとえシーズンで負け越しというチームでも、
こういう短期決戦にコンディションさえ合わせれば、
こういう風に勝ち進んじゃうってことだもんなあ。。。。

サッカーみたいに、
リーグ戦とカップ戦、
分けてほしいもんだよね。

下位チームが勝つと、
マスコミは「下剋上」と大喜びですが、
ワタシはどうしても腹にすっと落ちていかない制度というか。。。。。。。
好きにはなれん制度ではあります。

だからリーグの1位同士が戦う日本シリーズが、
一番興味が沸きますね。

それにしても阪神は、
なんだかあっという間に終わってしまって、
納得いってないだろうなあ。。。。。と思います。

まあ、チームの課題は課題として、
シーズンで阪神と巨人の間には、
11ゲームもの差があったんですよ。

阪神は貯金21、
対する巨人は借金１ですからねえ。

同じ土俵で戦わせるというの、
土台間違っているような。。。

ワタシの考えるところでは、
ＣＳ第1Ｓは2位が1勝のアドバンテージを得て、
5試合制（3戦先勝勝ち抜け）。
ファイナルステージは2位が出場の場合は今と同様の1位が1勝のアドバンテージ、
もし3位が出場してきた場合は2勝のアドバンテージを与える。

そのぐらいしないと、
シーズンを戦って勝ち抜いてきたアドバンテージとは、
言えないよなあ。。。。


そんなこと、
またまた思ってしまったＣＳファーストラウンドでした。

ファイナルステージは水曜日からですが、
出来れば1位チームが順当に勝ち抜いて、
真の意味での日本シリーズになってほしい、
そう思っています。