夏の甲子園に向け、
各地の予選がいよいよというところまで差し掛かってきました。
関東でも、
茨城で常総学院が復活のVを遂げました。
名将・木内監督を継いだ佐々木監督。
どんな采配を見せてくれるでしょうか。
選手であった取手二時代の思い切りの良さを、
存分に甲子園で発揮してほしいと思います。
西東京では、
王者・日大三が苦しい戦いを制し、
一歩一歩頂点への階段を上がってきました。
去年とは全く違うチームですが、
今年聖地に戻ることの価値、
とてつもなく大きいものだと思います。
相手は佼成学園。
ワタシにとってはチョ~懐かしい名前です。
というのも、
ワタシが人生で初めて甲子園に足を踏み入れた日。
昭和49年の夏の大会で、
現地で見て応援したのがこの佼成学園だったからです。
その日は第1試合が銚子商vsPL。
第2試合が佼成学園vs鹿児島実でした。
佼成は鹿実の定岡に完封されちゃったんだよなあ。
あれ以来の甲子園を狙うわけですから、
『どんだけ長かったんだよ~』
とその歩みに思いをはせてしまいます。
今年のチームは、
投打にバランスが取れて、
総合力では日大三の上を行く感じです。
好勝負が期待できますね。
神奈川は日大藤沢と桐蔭学園が4強入り。
準決勝での激突となりました。
日藤の池田投手が桐蔭打線をどう抑えるかでしょう。
さて、
全国では波乱が相次ぎました。
先日高校生最速の160キロを出したばかりの花巻東・大谷投手が決勝で涙をのみ、
甲子園への帰還がなりませんでした。
大ショックなニュースです。
やっぱり【夏の大会】は難しい。
横浜・渡辺監督が先日の試合後つぶやいていましたが、
その通りですね。
花巻東はコンディションさえ整えば、
甲子園でも【優勝候補筆頭】に挙げてもいいくらいの評価をしていましたから、
そのショックはいかばかりかと思います。
これだけのチームを作り、
それでも夢がかなわなかった佐々木監督、
無念は計り知れないでしょうが、
またいいチームを作ってきてください、お願いします。
それにしても、
大谷君の勇姿、甲子園で見たかった。
広島・盈進高校の谷中君も残念ながら姿を消してしまいました。
盈進も昭和49年以来の甲子園を狙っていましたから、
応援していたんですけどね。
続々代表が決まる一方、
涙を呑む選手たちも。
過酷な夏、
これ以上気温が上がらないことを願っています。
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