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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第97回全国高校野球選手権大会  第8日 敦賀気比 春夏連覇ならず!

2015年08月13日 | 高校野球

≪第97回全国高校野球選手権大会≫ ~甲子園~

【第8日】
◇2回戦
第1試合  早稲田実(西東京)  7-6  広島新庄(広島)
第2試合  東海大甲府(山梨)  9-1  下関商(山口)
第3試合  九州国際大附(福岡) 10-9 大阪偕星学園(大阪) 
第4試合  花巻東 (岩手)  8-3  敦賀気比(福井)


第8日目の甲子園。
第4試合では、
選抜優勝の敦賀気比が登場。

初戦でサヨナラ勝ちを決め、
勢いが出たかと思っていましたが、
この日は徹底的な花巻東の攻撃に、
エースの平沼が屈して敗れ去りました。

花巻東は、
平沼の最大の武器である外角スライダーの出し入れを徹底的に対応し、
右打ちを徹底して攻略。

低い当たりを徹底的に打者と反対側に打ち抜き、
平沼の攻略に成功しました。

実に花巻東らしい、
素晴らしい攻撃でした。

2年前の夏、
あの済美の安楽を攻略したのと同じような衝撃を、
甲子園のファンに与えました。
見事です。

いよいよ『東北勢の初制覇』に向けて、
進撃していきます。

心配はやはり、
守備の破たんでしょうかね。
1回戦に続きこの2回戦も、
守備の心配が顕著になってきています。

ここが整備できれば、
今年のチームは上を目指せるチームだと思いますね。


第3試合は、
強打のチーム同士の華々しい打ち合いとなりました。

初顔の大阪偕星成学園は、
初回から見事な攻撃を見せて先制しましたが、
頼みのエース光田が九国の長打攻勢に屈して失点を重ねてしまいました。

しかし中盤の連打で追いついたところなど、
山本監督が鍛えに鍛えた『雑草軍団』が、
甲子園でキラキラと光を放っていました。

大阪には大阪桐蔭、履正社と、
『ごっつう強い』ライバルがいますが、
またこの大甲子園で、
大阪偕星野球の真髄を、
見せてほしいと思わせてくれるチームでした。


第1試合では、
早実の清宮が2度目の甲子園見参。

この日の打撃は、
非常に内容のあるものでしたね。

早実は投手陣に弱点を見せる『今年の早実らしい』戦いぶりでしたが、
なんとかかんとか勝ちを拾いました。

3回戦では同じく強打の東海大甲府との対戦です。

東海大甲府もまた、
強さと脆さを併せ持ったチームですが、
今大会では『強さ』という部分がいい形で表れています。

早実としては、
東海大甲府の『もろさ』の部分を出させる試合をしなければならないでしょう。

それにしても、
西東京大会の前、
『あれだけの弱点を盛った早実は、大会を勝ち上がれないだろう』
と言われていながら、
ここまで『チームの強み』を全面に出して勝ち進んでくるとは、
正直予想できませんでした。

しかし今年の早実、
『何かを持っている』
ということも言えるチームなのかもしれません。

そうであれば、
今後の戦いぶり、
楽しみですね。

ワタシの地元だけに、
注目しています。


それにしても、
花巻東の戦いぶりを見るまでもなく、
やはり東北勢は強い。

今年いよいよ、
『真紅の大旗の白河の関越え』
実現するかもしれません。

その歴史的瞬間、
やってくるかも………という予感めいたもの、
ちょっとだけ、あります。


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1 コメント

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花巻東 (まろくん)
2015-08-14 16:07:52
ホームベース寄りに立つ。内角球は捨て、外角の球をコンパクトに逆方向へ打ち返す。
花巻東・佐々木監督のシンプルな指示を徹底させる手法は、ビジネスの世界でも通用するものがあります。
かつて対戦相手に岩手代表を引き当てるとガッツポーズする主将がいましたが、時代が変わりましたね。
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