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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第97回全国高校野球選手権大会 第7日  名門同士の戦いは、やっぱりワクワクするなあ

2015年08月12日 | 高校野球

≪第97回全国高校野球選手権大会≫  ~甲子園~

【第7日】
◇2回戦

第1試合  東海大相模(神奈川) 6-2  聖光学院(福島)
第2試合  遊学館 (石川)  5-3  九州学院 (熊本)
第3試合  作新学院(栃木) 10-6  上田西(長野)
第4試合  中京大中京(愛知) 6-3  鹿児島実(鹿児島)


第7日の甲子園。
いよいよ全代表校が出そろいましたね。

東海大相模、遊学館、作新学院、中京大中京と、
優勝を争うのではないかとみられる好チームが、
それぞれにしっかりと勝ちをもぎ取り、
3回戦にコマを進めました。

東海大相模は、
難敵・聖光学院に対して、
『試合の入り』でつき離して一気に試合を優位に進め、
そのまま逃げ切りました。

まだまだ本調子ではなさそうですが、
徐々にギアを上げていくという感じですね。
門馬監督の試合後の談話に、
それがよく見てとれました。

今年の大会。
神奈川大会決勝ののち、
引退する横浜の名将・渡辺監督から、
『神奈川のために勝ち進め』
と言われては、
門馬監督も気合が入ろうってもんです。

その眼には、
優勝旗しか映っていないように感じられます。

その力みが悪い方に出ると・・・・・・
と心配していた初戦。
まずはしっかりと勝ちきったことで、
チームに余裕も生まれてくると思います。

3回戦の相手は、
これまたかなり力を持った遊学館。

今日の戦いぶりを見ると、
優勝まで駆け上がっても何らおかしくないぐらいの力を持ったチームです。

東海大相模の2枚看板がしっかりと相手を抑え、
数少ないチャンスに集中力を発揮して、
好投手である小孫投手を攻略したいところです。

3回戦屈指の好カードとなりました。


そして第4試合。

中京大中京vs鹿児島実

初戦をいい形で勝った両チームの激突に、
心躍りました。

何しろ高校野球界では音に聞こえた名門同士。

何度も甲子園で名勝負を演じてきた両チーム。
『いったいどんな試合になるのか』
ワクワクの2時間でした。

名門同士の戦いと言って、
ワタシの脳裏に思い浮かぶのはやはり96年の決勝、
松山商vs熊本工
の対決ですね。

『奇跡のバックホーム』
と言われたこの試合、
多くの高校野球ファンの記憶に残っている試合です。

両チームのユニフォーム、
やっぱりカッコよかった。


そしてワタシの『マイベストゲーム』の一つとして残っているのが、
2001年の松山商vs平安の対決です。

とっぷりと日も暮れたナイターで行われたこの試合。
今でも鮮明に覚えている、
両チームの『いかにも名門校らしい』素晴らしい攻守。

4-3での決着でしたが、
本当に素晴らしくて、
『これぞ高校野球』
と言えるゲームでした。


そんな余計なことをいっぱい思い起こさせる≪名門校対決≫でしたが、
今日の試合も、
中盤までは本当にいいゲームでした。

両校の鍛えられた守備力にはもう、
ウルウルものでしたね。

結果は中京大中京の勝利。

この中京の今年のチームも、
なかなかの力を持ったチームと見受けられます。

2009年の全国制覇のチームと比較しても、
むしろ投手を含めた守りでは上回るかもしれません。
狙いは一つ『6年ぶりの……』でしょうね。

大会の波が中京大中京に傾けば、
ないとは言えない素晴らしい戦力です。


さあ、
全チームが出そろいました。

ここまでの大会を見ると、
本当に勝ち残ったどのチームにも、
優勝のチャンスが大いにあると見えるような、
『本命なき大会』
に見えます。

初戦にいい戦いをしたチームが、
その勢いを持続できるのか?

それとも初戦は課題の多い厳しい試合になったものの、
しっかりと修正して見違えるようなチームに変身するのか。

これから優勝までは、
各チーム4連勝~5連勝が必要になります。

果たしてどのチームが、
栄冠まで上り詰めていくのか。


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