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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

錦織フィーバーが、3000万人のにわかテニスファンを生んだ!

2014年09月10日 | テニス

≪全米オープンテニス2014≫

【決勝】

錦織圭(日本) ● 0 (3-6,3-6,3-6) 3 〇 マリン・チリッチ(クロアチア)



錦織圭の全米オープンの大進撃が終わりました。

決勝は相手チリッチの、
まさに神がかり的な”パーフェクトゲーム”をやられてしまい、
どうしようもなかったというのが実感です。

勝負ですから、
こういうこともあります。

仕方ないですし、
今日の負けによって錦織の快挙が霞むなんてこと、
全くありません。

よくやってくれたと思います。


かつてテニスを志した人間としては、
大きな拍手を送ります。

そして、
これからもまた、
彼の活躍に期待しています。

『世界5強』
の一角を占めるぐらいの実力を持つこと、
この大会で証明されました。

これまでは、
連戦になるグランドスラム大会を勝ちあがるには、
どうしても体力的な不安というものがささやかれ、
事実顔を出したりしていたのですが、
この大会の錦織はそんな不安を感じさせることは全くなく、
技術だけではなく体力的にも、
十分に世界のトップレベルに到達したのではないかと思っています。


来年のグランドスラム大会。

特にウィンブルドンのセンターコートで、
彼の勇姿が見たいなあと思っています。

ウィンブルドンなら、
NHKがしっかり中継してくれるしね。

今から来年が待ち遠しいです。


さて、
この錦織の大進撃が日本列島に、
大テニスフィーバーを巻き起こしました。

やや『ネタ枯れ』していたワイドショーなどのマスコミはここぞとばかりにこの話題に飛びつき、
Wikiペディアよろしく、
錦織の生まれから現在まで、
それこそ根掘り葉掘り、
えぐりつくしていましたね。

そのせいか、
なんだか『にわか錦織ファン』が大増殖していて、
ま~彼のことを語る語る。

特に周囲はワタシがテニス経験者で錦織ファンだということを知っているため、
何だか『おめでと~』みたいな雰囲気でしたね。。。

何を持っておめでとうなのか、
よくわかりませんが。。。。。


しかしながら、
これが契機となって、
また一般にテニスブームが再来したらいいなあ・・・・・
というのが、
ワタシのひそかな願いです。

ワタシが幼少の頃や学生の頃、
日本はテニスブームに沸いていました。

その起源は現在の天皇陛下と美智子皇后の『軽井沢テニス』だということですが、
その後はウィンブルドンダブルスでの沢松和子選手の優勝や、
マンガ【エースをねらえ】の大ブームなども要因として挙げられています。

女の子は、
本当に『猫も杓子も』という言葉が似合うほど、
テニスラケットを下げて街を歩いていましたね。

テニスコート、テニスクラブも、
雨後の竹の子のようにできて、
テニスをやろうと思ってコート探しに苦労したということは、
ほぼありませんでした。

しかし段々とブームは去り、
特に都会では、
テニスコートは『土地の有効活用としては非効率的』ということで、
どんどん閉鎖に追い込まれていってしまいましたね。

現在では公営のコートはありますが、
私営のテニスクラブは探すのにも苦労するほどです。

その反面、
ジュニアのテニススクールは盛況のようで、
小さいころからテニスに親しむ子供は増えているようですけどね。


いつなんどきでもブームを牽引する女性の層が、
これからの『テニスブーム』を引っ張っていってくれると、
活性化していくと思いますがね。

まだまだ土地に余裕のある地域などでは、
これからまたテニスコートで活用すると、
活気が出るかもしれませんよ。


プロテニスのトーナメントも、
どんどん日本で開催され、
有力選手が訪れてほしいですし、
その模様はテレビ放映されて欲しいですね。

久しぶりに訪れたテニス活性化の好機。
これを逃さない手はないですよ、協会の皆さん。

そして錦織選手。

これからも世界のトッププロとして、
私達をドキドキさせる試合を、
お願いします。


これまで以上に、
大ファンになっちゃいましたよ。


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