成人式を絡めた3連休。
年末、年明けから熱戦を繰り広げてきた『選手権大会』のファイナルが、
各地で行われました。
”かぶっている”大会もたくさんあって、
『いったいどれにチャンネルを合わせたらええんじゃ~』
と叫びたくなるようなシーンも多数。
そんな中で、
今年の各大会のキーワードは、
『強者君臨』
とでも言いましょうか、
勝ったチームは、本当に強いチームばかりでしたね。
対戦相手の勢いに飲み込まれることなく、
「強さを見せつけた」
ファイナルだったように感じます。
まずは高校サッカー。
9日に準決勝が行われ、
完璧なサッカーで勝ち進んだ東福岡と、
勢いに乗って優勝候補の青森山田を後半ロスタイムの劇的弾で振り切った国学院久我山が、
決勝に進出してきました。
実力的にはちょっと開きがある感じがしたこの決勝ですが、
久我山のパスサッカーが機能すれば『ひょっとしたら』もありうるぞと思っていましたが、
東福岡は準決勝同様、
相手のいいところを全く出させないハイプレスが機能して、
素晴らしい戦いで5-0の勝利をつかみました。
あの帝京との『雪の決戦』以来の優勝ですかあ。。。
懐かしいですね。
今大会は、
完全に3回戦の市立船橋戦がヤマでしたね。
インターハイ決勝の再現となったこの試合を押されながらPKでものにして、
後は『無人の野を行く』戦いぶりでした。
続いて高校ラグビー。
こちらも3冠を狙った大本命の東海大仰星が、
圧倒的な攻撃力で制しました。
大会に入って絶好調・・・・・というよりも、
神奈川県大会とは全く別のチームになったなあ・・・・・と思うような快進撃を見せていた桐蔭学園を、
後半突き放して力を見せつけました。
『強かった~』
という感想しかありませんね、今年の東海大仰星は。
彼らの主力は、
東海大に進むんでしょうか?
そこで牙を研ぎ、
帝京大の連覇を止める刺客となるのでしょうか。
期待を持って見守ろうと思います。
そしてその大学ラグビー。
前半まさかの0-0の時間帯が長く続いた末に、
東海大が先制トライを得意のドライビングモールで奪った時は、
『おっこれは面白くなったぞ!』
と思いましたが、
そのすぐ後のキックオフから『ノーホイッスルトライ』を取り返して帝京大が同点に追いついた時、
『やっぱり帝京は強いなあ』
という感想しかしませんでしたね。
強い・・・・・・強すぎる!!
この感想、
過去3年ぐらいと全く同じ。
今シーズンも、
学生ラグビー界は『帝京1強』で終わりましたね。
この決勝戦は帝京らしからぬハンドリングエラーが何度も出て、
『おやおや?』
と思うシーンも何度かありましたが、
まあなんというか、次々代わって出てくるリザーブの選手の質が、
他大学とはまさに『雲泥の差』があって、
『後半一気に突き放す』
帝京大のラグビーは健在でした。
毎年選手の入れ替わる学生で、
全日本大学選手権7連覇なんて、
どんだけ強いんでしょう。
立派、立派。
今年は『一発勝負』で月末にトップリーグ王者との対戦が待っていますが、
いつもの年とは違って『1月末』にピークを合わせるということで、
ひょっとしたら帝京大、いつもよりもやりやすいのではないでしょうかね?
何とか頑張って、
好勝負に持ち込んでほしいと思います。
おまけにこの3連休では、
高校バレーも見ちゃったりしました。
通常ウォッチしている競技ではないので、
ほとんどわからないのですが、
女子の八王子実践や下北沢成徳、
見事な戦いぶりでしたね。
実践の東谷選手、
『バレー界のオコエ』とも呼べるほどのしなやかですごい身体能力の持ち主ですね。
成徳のエースの選手も、
凄かった~。
我が家の子供たちは『バレー好き』なので、
大興奮で見ていました。
男子ではやはり東福岡が強かったですね。
東福岡は、
このバレーとサッカーで、
2日連続の『全国制覇』ですか。
すごいったら、ありゃしない・・・・・ですね。
ラグビーも4強(昨年度は優勝)だし、
野球だってなかなかのもの。
東福岡の、
校内での【切磋琢磨】って、
どんだけスゲ~んだ~
と思っちゃいます。
『日本NO1スポーツ校』
の地位を、
確固としたものにしているんじゃないでしょうか。
青森山田、仙台育英、大阪桐蔭、明徳義塾・・・・・・・
どの学校も、
チカラ入っていますよねえ。
ということで、
とても楽しい3連休となりました。
やっぱりノックアウト方式の学生の『選手権大会』って、
面白いもんだなあと再確認。
とにもかくにも、
≪全国制覇≫を成し遂げた学校の皆さん、
おめでとうございました。