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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

清宮北海道へ! 日ハムが、またも新しい時代を創る!

2017年10月27日 | プロ野球

プロ野球ドラフト会議が行われ、
注目の早実・清宮幸太郎選手は日本ハムが交渉権を獲得しました。

『これはいつか見た光景なのか?』

そんな風に思ってしまいました。

FAで選手を引き留めず、
絶えずチームを循環させながら強化していく方針の日本ハムというチーム。

ドラフトではとにかく『その年の一番いい選手』を臆することなく指名して、
ファンの胸を熱くしてきました。

ダルビッシュ、中田、斎藤、菅野、大谷。。。。。

とにかく『その年最大の注目選手』を次々に指名して、
またこれがよく抽選に当たってきました。

しかし今年はさすがに、
”7球団の指名”が重なったのを見て、
はずれを覚悟したんではないでしょうか。(どのチームもそうでしょうが)

くじを引くのはあの木田GM補佐。

木田さんと言えば、
イメージの中では、
トナカイの格好をしてクリスマスイブの深夜、
さんまのTVに出ていることが真っ先に浮かびます。
(なぜかワタシ、このTVは好きで、もう初回からず~っとみています。)

その番組では「不幸自慢」の人にプレゼントが当たりますが、
そういう意味では今年最大の「不幸自慢」の球団である日ハムへ、
木田トナカイがビッグなプレゼントを運んできましたね。
『大当たり~~~~』
とサンマと八木アナがジングルベルを鳴らしている光景が、
浮かんできてしまいました。

まあ、
去年の日本一で運を全部使い果たしてしまったかのように、
日ハムは今年、ついていなかったですもんね。

真っ逆さまに5位に転落するわ、
しかも『超ビッグスター』の大谷にはポスティングで海外に飛んで行かれるわ、
中田をはじめとして宮西とか増井とか『日本一戦士』たちは次々にFA宣言しそうだわ。。。。。

そんな中での清宮の指名。(え~い、もう”入団”と言っちゃいます。)

新しい時代の息吹を感じる、
ビッグニュースになりましたね。

清宮・大田が中軸を担って、
日ハムが新しい時代を築いて行けそうです。


”高校ビッグ3”として注目された広陵の中村は意中の広島がゲット。
履正社の安田はロッテが昨年に続き”はずれの後に、ビッグな当たりあり”で引き当てました。
3人のこれからの活躍が、
とても楽しみです。

そして驚いたのは、
九州学院・村上クンの人気ですね。

プロが見る”大器”ということで、
ヤクルトが引き当てました。
彼の場合結構時間はかかりそうですが、
どんな選手に育っていくのでしょうか。

即戦力投手を狙った球団は、
オリックスがJR東日本の田嶋を引き当てました。
オリは2位でも日立の即戦力・鈴木を引き当てていますから、
来年は投手陣の層がますます厚くなって、
面白いことになるかもしれません。

大学NO1とされた東(立命大)はDeNAが入札でゲット。
さらなる左腕の指名で、
今永・石田・濱口に東が加わり、
まさに投手陣は『左王国』が完成しそうです。

そのほかでは、
楽天は近藤(岡山商大)、阪神は馬場(仙台大)、巨人が鍬原(中大)、中日が鈴木(ヤマハ)を獲得しました。
中日は2位でも評価の高かった青藍泰斗の石川を獲得して、
なかなかいいドラフトになりましたね。

SBの1位、吉住(鶴岡東)には驚きましたが、
3連ちゃんでくじを外したら、
致し方ないですかね。

余裕のある戦力ですから、
武田やら千賀、石川のように、
数年後の大化けを期待しての獲得でしょう。

2軍にも大量の戦力を有していますから(高橋やら田中やら、いるんだもんなあ。。。。。)、
恐ろしい球団ですね、やっぱり。


最後に西武。
獲得を熱望していた田嶋に振られ、
地味なドラフトとなりました。

事前の評価で見るならば、
ドラフトの順位を一つずつ落としてみて、
ようやく腑に落ちるぐらいのドラフトでした。

1位の斎藤。

六大学好きのワタシにとっては何度も見た投手ですが、(いや、高校時代からよく見ています)
過去の六大学からの1位指名投手と比較して、
どうしても『1位相当』という評価に????マークがついてしまうんですよね。

実際投球を見ていると、
プロでは中継ぎ要因でしょう。
順調に育ったら宮西(日ハム)になれるかな?
ぐらいの感じですかね。

『来年勝つために、投手の補強が必要。特に先発投手』
と監督、スタッフともに何度も繰り返していましたが、
『それならば、ほかの先発向き投手がいるだろうよ・・・・・』
と思ったりしています。

2位以下を見ていると、
2位に花咲徳栄の外野手、西川クンを指名。

その瞬間、
『え~そりゃね~だろ~』の嘆き節。
地元の選手だってえのはわかるけどさあ。。。
『ピッチャーがどうしても、枚数足りないんじゃないの?即戦力ピッチャーじゃないの?』
という疑問が渦巻き、
3位の伊藤クン(四国IL)に至っては、
即戦力か将来性かどっちかもわからん。。。。。。

絶対数が足りなくなりそうな捕手の補充も急務でしたが、
結局育成2位で一人を指名したのみ。

ドラフトの採点をするのであれば、
間違いなく『最下位』とつけてしまうような結果でした。

まあしかし、
昨年の源田のように、
プロの水に合って生き生きと、
思わぬ活躍をしてくれる選手が出ないとも限らないし。。。。。

答えは、まずは3年後。
楽しみに評価しましょうかね。


ということで、
≪清宮狂想曲≫
に沸いた今年のドラフトも終了。

これから春のキャンプインまで、
そしてキャンプの間中、
清宮と日ハムが注目を集めることでしょう。


このドラフト、
現在のところ最も成功したのは、
そりゃあ日ハムでしょう。

こっそりと7位で宮台クン(東大)を獲るあたりも、
結構憎い選択をする球団です。

それからロッテは、
1位で安田を獲っただけではなく、
2位で藤岡(トヨタ)を獲って、
なかなかいいドラフトでしたね。

鈴木大地を中心として、
平沢、安田、藤岡で内野を組んだら、
若くてスピードがあって、
夢いっぱいの内野陣になりうそうですね。

先にも触れましたがオリックスも2枚の”看板”になれそうな即戦力投手を獲得。
来年は優勝に絡んでこれる戦力が整いそうです。

セ・リーグ各球団は、
なんだか『名より実』といった指名になりましたが、
誰がこの中から飛び出してくるのか、
楽しみです。


ということで、
来年の各球団の戦力も、
おぼろげにその形を見せてくると思います。

さて、来年はどこが強いのか。。。。。。。


おっとその前に、
明日からは日本シリーズ開幕でしたね。

SBはこのドラフトでくじ3連敗。
工藤監督は3度目には何か、
『参ったなあ』というような照れ笑いすら浮かべていました。

これで悪いものを全部落として、
かえってすっきりとして戦いに向かっていけるでしょう。

そのSBに挑むDeNA。

CSでの勢いそのままに、
接戦に持ち込んで勝ちを拾っていきたいところです。

いよいよ日本のプロ野球も、
佳境を迎えてきましたね。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
収まるべきところに。 (まめちち)
2017-10-27 08:09:34
くるみ親様、こんにちは。
コメントありがとうございます。
清宮日ハムへ!よかったなあと思っています。
きっと北の大地がよく似合う男になるはず。
大先輩の斎藤投手も在籍していますしね。
斉藤君にもいい刺激になることでしょう。

西武の指名。。。。はああああ。出るのはため息のみ・・・・って感じです。
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