2011年のプロ野球の開幕。
4月12日開幕で決着しました。
予想通りといおうか、
ようやくと言おうか。
セ・リーグがようやく折れた形になりました。
巨人をはじめとして、
球団としても言いたいことは山のようにあるでしょう。
しかしここはぐっと飲み込んで、
粛々と12日の開幕に向けて準備を行うことでしょう。
それこそが【プロの仕事】ですよ。
計画停電の影響はさまざまなところに及んでいます。
プロ野球の唱える【スポーツの力】は、
いったんもろもろに落ち着きを見せはじめる震災1か月後、
大いに発信していってもらいたいと思っています。
さて、
昨日テレビで、
震災被害者の受け入れを開始しているさいたまスーパーアリーナで、
浦和レッズの選手たちが被災した子供たち向けに臨時のサッカー教室を開催したというニュースをやっていました。
実にすばらしい。
子供たちを一時的に預かり、
彼らの楽しいことを提供してあげることが、
どんなにか求められていることでしょう。
疲れ切った親たちにも、
一時の休息を与えることができるかもしれません。
子供を持つ親として、
『素晴らしいこと』だということを、
強く感じました。
これこそが、
『かゆいところに手が届く』
支援ですね。
『地域密着』をうたったJリーグを中心としたサッカー界の理念は、
常々素晴らしいと思っていましたが、
この災害時にあって彼らのやっていることの素晴らしさ、
ひしひしと感じています。
【社会の公器】であるという使命を、
しっかりと根付かせています。
Jリーグの4月中の延期(すでにシーズンを開幕していたにもかかわらず)をすぐに打ち出し、
3月29日にはチャリティーマッチを企画。
その試合に世界各地とJの各チームから、
選手が我も我もと馳せ参じています。
そしてこの日のレッズのように、
自分たちにできることをやる。
一枚岩にすぐなれるところも、
Jリーグの強さですね。
さあ、
プロ野球界。
どうしますか?
存在感を示せるか否かは、
今後の活動次第だと思っています。
西武ドームに続き、
東京ドームでも4月の試合開催は中止にしたそうです。
いずれも代替地を中心として調整中だそうです。
まあ、
たかだか10試合弱。
経営上の影響はあると思いますが、
やってできないことはない。
これを粛々とやりぬくことこそが、
彼らの【復興支援活動】です。
頑張ってください。
いずれにしても、
ゴタゴタが収まりつつあり、
安堵しています。
これ以上一般的に野球が嫌悪されていくのは、
野球ファンとしては悲しいことですから。
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