五輪選手は本当に、含蓄のある言葉を伝えてくれる。

今回のオリンピックを見て思うこと。

メダリストである、なしにかかわらず、
日本選手たちのインタビューで、
とても含蓄のある興味深いコメントが多いということです。

前半の高梨選手、スノボの平野選手や、
スピードスケートの小平選手、高木美帆選手。

もちろんフィギュアの羽生選手や、
宇野選手の言葉もなんだかよかったですね。

そして昨日の複合の渡部暁斗選手。

どの選手も、
本当にしっかりと自分の競技に対する思いや、
現状など、
そしてここまでどのように成長してきたかなど、
まだオリンピック期間中なのに、
とても興味深い話が多いですね。

そしてどの選手も、
インタビューの受け答えが素晴らしい。
JOCがナショナルトレセンを立ち上げて日本選手がそこを拠点にすることも多くなりましたが、
そこではやはりマスコミ対応やインタビューの受け方など、
全般的な講義も行っているんでしょうね。

各選手とも今すぐでも講演ができそうなほど、
しっかりとした”自分の言葉”で、
いろいろ語ってくれることはうれしいことですね。

一昔前までは、
スポーツ選手のインタビューは、
なんだか「はい、いいえ、うっす」の世界か、
はたまた「予定稿？」って感じのお定まりの受け答えしかなかったものですが、
変わってきましたね。

野球やサッカー、相撲などのプロとして大きなお金を稼ぐ人気スポーツの選手たちも、
やはりこういったことは当たり前に学んでいった方がいいように思われますね。
彼らのインタビュー、
『まだまだだなあ』
と思うことの方が多いです、印象としては。

まあ、
オリンピック選手たちはその競技で「世界一」を争う選手たちですから、
言葉にも”凄み”があるのかもしれませんね。

そんなことを思っていました。