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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲九州場所 稀勢の里初日黒星  短命横綱にだけは、ならないでくれ!

2017年11月13日 | 相撲

大相撲九州場所が幕を開けました。

先場所は3横綱が休場して寂しかった土俵ですが、
今場所は2人の横綱が復帰して、
3横綱の土俵入りが見られますね。

そんな中、
休場明けの横綱、白鵬と稀勢の里の相撲に注目が集まりました。
まずは稀勢の里。
今まで不戦敗以外では負けたことがない玉鷲との対戦でしたが、
昨日は休場明けで慎重になりすぎたか、
3度も待ったをして、立てず。

あの大関時代の精神的にもろい稀勢の里を見ているようで、
相撲が始まる前からいや~な予感を漂わせていました。

案の定、
立ち合いから玉鷲の圧力を受けると、
ずるずると下がって完敗。

う~ん、
何と言おうか、
負けたということ以上に、
”負け方”を見ていると心配のタネが尽きません。

昨日の負け方は、
一言で言って『力負け』という感じ。

はたかれてバタッといったのであれば、
『ああ・・相撲勘が戻っていないんだな』
って感想になりますが、
昨日の負け方はそれよりもずっと深刻な気がします。

花道から館内に登場してきたときから、
なんだかやけに小さく見えた稀勢の里。

体に張りがなく、
一回り以前より小さくなった感じがしました。

土俵に上がって玉鷲と対峙した時も、
玉鷲がしっかりと体を作っているという印象と真逆で、
稀勢の里は何かこう、”迫力のないからだ”に見えました。

そして、
以前の稀勢の里では見られないような『軽い取り口』での負け。。

なんだかとても、心配です。
左の押っつけも相変わらずで、
相撲勘というよりも、けがが治り切っていない感じを受けました。

とにかく今場所の15日間で、
どれだけ以前の稀勢の里に戻すことができるのか、
注目というよりも、はらはらしながら見ることになりそうです。

ケガが癒えることなく短命に終わった・・・・・・

ってことだけにはならないように、
お願いします。


一方の白鵬は、
盤石ですね。

ベテランになって以前のように体に無理がきかなく放っているでしょうが、
『広島カープの新井さん』のように、
適度に休みを入れながら土俵に上がると、
まだまだ『角界一』の力を発揮できますね。

優勝へ、
まずはいいスタートを切ったと言えるのではないでしょうか。

連覇を狙う日馬富士は、
阿武咲の引きにバッタリ。
黒星スタートです。

まあ致し方ないですかね。
ただ、彼は立て直してきますから、
今後に期待です。

初日から横綱を破った阿武咲は、
横綱を破ったというのに泰然自若の顔。
ふてぶてしさも『大関級』になってきました。
今場所も楽しみです。

心配された高安は、
まだ休場明けでしっくりはいっていないようですが、
初日に白星を挙げたのは大きいですね。

精神的にゆとりを持って進めるよう、
前半戦で白星を先行させたいところです。

一方大ベテランのかえり入幕・安美錦は、
初日に見事な相撲で白星を上げました。
現在39歳。
不惑を迎えても、やりまっせ!!


ということで、
幕を開けた今年最後の九州場所。

期待と不安の入り混じった15日間の始まりです。


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