昨日の試合は、
ある意味歴史的な試合となりました。
高校日本代表vs大学日本代表
こんな対決を、
ファンは長年心待ちにしていたんです。
結果は大学日本代表が貫録を見せて9-2と圧勝。
『まだまだ、年季が違うよ』
というところを見せましたが、
高校日本代表も清宮のタイムリーあり、オコエのヒットありで、
見せ場は作ったようですね。
まあ、
あれだけ揃った大学球界のスターたちが、
1イニングずつかわるがわる出てこられちゃあ、
プロだって打てないんですから。。。。。
致し方のないところでしょう。
心配しなくとも、
あんなに強いチームはこれから望む【U-18ワールドカップ】には出て来ませんから。
じっくりと試合したらいいと思います。
実は深夜帰宅のため、
この試合はまだ目にしていません。
(もちろん録画はしてありますが)
小笠原投手や高橋純平投手らの150キロ越えの速球と、
大学球界の好投手たちの、
いわゆる『球の質』がどう違うのかを、
じっくり見てみたい気がしています。
それにしても、
6月には大学日本代表のユニバーシアード大会の壮行試合として、
大学日本代表vsプロ野球若手選抜
の試合が組まれましたね。
そして昨日のこの高校、大学の対決。
大変にいい取り組みだと思いますし、
間違いなく『いい強化』につながっていくことでしょう。
まあ、
毎度のことなんですが、
高校年代のこの世界大会が、
甲子園のすぐ後に行われるので、
決して日本代表がコンディションがいいときではないということが残念でなりません。
『この大会にすべてを賭けて来た』
という夏の甲子園が終わったすぐ後に行われる大会ですから、
選手達は『肉体的疲労』に加えて『精神的疲労』もピークを迎えているところだと思います。
それゆえに力を出し切れないというケースが多くて、
思ったような結果を残しているとは言えないでしょう。
この手の大会を見ていつも思うことは、
『日本の高校野球の方が、どの国よりもよっぽど質の高い野球をしている』
ということ。
それゆえに、
優勝できないという現実が、
何とも言えない徒労感を生み出しています。
しっかりとした準備のできる日程で、
キッチリとチーム作りをすれば、
毎回優勝に近いところまで進出できると、
信じて疑わないワタシです。
甲子園で疲労困憊のところに、
いきなり木のバットで打てと言われてもなあ。。。。。。
しかし、
いつも彼らのプレーには、
『日本高校野球の誇り』
を感じています。
今年も厳しい戦いになるとは思いますが、
ぜひ頑張ってほしいと思います。
世界陸上より、
バレーの世界大会より、
サッカーのアジアカップより。。。。。。
現在進行中のどの『世界規模の大会』よりも、
【U-18野球日本代表】の戦いが気になる、
ワタシです。