今日は1月2日。
そう、朝から箱根駅伝で盛り上がりました。
今年は誰に聞いても「駒大の優位は動かない」ということで、
ワタシも駒大1強を強く推していました。
が、
やはりスポーツはやってみなければ分かりません。
「3本の柱」
を1区から並べて必勝を期した駒大が1区で早々とリードを奪った時は、
「あぁ、決まったな」
という空気になりました。
しかし1区9位と出遅れた青学大が2区からグイグイ追い上げ始め、
黒田があの駒大の鈴木芽吹を追い詰めると、
3区では太田がまさかの大激走。
学生最強ランナーと言われる駒大の佐藤に堂々と勝負を挑み、
あっという間に並ぶと最後には振り切って先着。
3本の柱を並べたにも関わらずまさかの逆転を喰った駒大は明らかに選手に動揺が走っていましたね。
青学大は駒大との差を少しつけると、
4区では駒大との間に原監督の乗った運営車がガッツリ割り込み、
選手を乗せてグイグイとその差を広げていきました。
4区の佐藤一世、5区の若林がまた、
あり得ないぐらいの快走を見せて、
見事に往路優勝を飾りました。
原監督の「負けてたまるか大作戦」はものの見事にハマり、
さすがのレースぶりでした。
駒大は、
やはりスポーツというのは、
追われる立場というのはどんなに力を持ったチームでも苦しいものなんだな、
というのを如実に見せてくれましたね。
差は2分38秒。
さぁ復路は、
駒大が今度は追う立場。
開き直って追いかければ、
まだまだ逆転可能な差なのではないかと思っています。
大八木総監督の「ゲキ」は飛ぶのか?!
そして山登りの5区で光ったのは、
やはり城西大の山本でした。
すごい走りでした。
山の神ならぬ山の妖精なんて呼ばれていましたが、
その呼称通りの見事な快走でしたね。
箱根は明日、
注目の復路です。
優勝争いはどうなるのか?
そして繰り上げスタート頻発のシード権争いは?
優勝候補と言われながら体調不良者続出で大きく遅れた中大などの巻き返しにも期待しています。
そして1月2日といえば、
もうひとつ。
そう、大学ラグビー選手権の準決勝です。
今年は東西対決となって、
とても楽しみにしていました。
第一試合が明大🆚京産大
第二試合が帝京大🆚天理大
というカード。
準々決勝で京産大と天理大の関西勢が強さを見せつけて勝ち上がってきましたから、
もしかしたら京産大と天理大が勝ち上がるかもしれないという思いを抱いてでの観戦となりました。
しかし・・・
第一試合では、
京産大が明大に完敗。
接点での当たりの強さはあるものの、
横へ横へと早い球出しでフェーズを重ねられると、
京産大の守備の弱点が完全に出て、
明大に完全に蹂躙されました。
なんと8トライを重ねられての53-30のスコアでした。
第二試合は、
関西勢の期待を背負って天理大が王者・帝京大に挑みました。
この試合は帝京大が先に2トライをあげると、
天理大も鋭く迫り接戦となりました。
帝京大は「らしからぬ」プレーが頻発。
最後まで突き放さず苦しい試合となりました。
天理大は強いランナーがしっかり当たり接点を作り奮闘しましたが、
最後は帝京大の固い守備に阻まれたという試合内容でした。
しかし苦言をひとつ。
後半半ば、
帝京大の“完全なる“トライが、
トライを取ったウィングがラインを踏んでいたとして取り消されたシーン。
VTRを見ると、
まーったくラインを踏んでおらず、
それどころか際どくもないプレーでした。
「あれでなんでラインジャッジはあんな判定したのか?」
という疑惑もありますが、
テレビジョンマッチオフィシャルがないということで判定は覆らず、
というか話し合われる感じもなし。
誰がどうみても「おかしい判定」は、
検証されるべきではないかと思います。
試合の中で、
ものすごく大きな判定だったんですから。
(あれで万が一帝京大が逆転負けしたら、ものすごくでかい禍根を残したと思います。)
まあ、それはそれとして、
帝京大は後半天理大を無得点に抑えましたから、
やはり強いですね。
ということです決勝は
帝京大🆚明大
11月の直接対決を見た身としては、
どうしてもあの試合の両チームの大きな差が頭に浮かんできてしまうんですが。。。
まあ、
今回は明大に頑張ってもらって、
決勝にふさわしい試合になって欲しいと願っています。
それから高校サッカーの3回戦もあって、
1月2日は、
ホントスポーツ好きにとっては、
全く一日中席を立てない日になりますね。
どの競技も、
これからクライマックスを迎えます。
熱い戦い、
よろしくお願いします。