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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

山中の”神の左”、またも炸裂!

2013年11月12日 | ボクシング

≪WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦≫ ~両国国技館~


チャンピオン                     挑戦者・11位
山中 慎介 (帝拳) 〇    KO    ●  アルベルト・ゲバラ (メキシコ)
                  9R25秒


山中が”神の左”を炸裂させて9ラウンド25秒でKO勝ち。
5度目の防衛を果たしました。

典型的なアウトボクサーの挑戦者・ゲバラに対して、
山中は序盤慎重な立ち上がり。

当初の4ラウンドは、
戸惑いもあり距離感もつかめないように見えて、
正直『五分五分かな?』という立ち上がりに見えました。

しかし4R終了後の、
WBC特有の公開採点では、
3ポイント、4ポイントの差で山中がリードしていることが分かり、
そこからは余裕を持った戦いぶりに変わりました。

5,6,7回と、
徐々に相手にプレッシャーをかけ追い詰めていくチャンピオン。
挑戦者はアウトボクシング+カウンター狙いの挑戦者のため、
徐々に自分の『攻め手』を失い、
追い詰められていくのが手に取るようにわかりました。

そこで8回、
相手を追い詰めて放った『恐ろしいばかりの左』が挑戦者をかすり、
ゲバラはキャンバスに崩れ落ちました。

この左。

何度スローを見てもワタシには、
パンチが当たったようには見えなかったのですが、
それでも挑戦者は崩れ落ちていきました。

このパンチ、
もし当たっていたら『壊れちゃうんじゃないか』というぐらいの、
強烈かつ戦慄の凄いパンチでしたね。

あとは『いつKOになるか』だけが焦点。

そして9回のゴングが鳴った直後、
山中の左がゲバラの顔面をとらえ、
試合は終わりを告げました。


今回もまた、
フィニッシュでは『神の左』が炸裂。

山中は『捕まえにくい』相手を難なく倒し、
V5を達成しました。

山中ファンのワタシとしては、
もう興味は『先のこと』に移っています。

どうにかこの山中には、
海外で名の通った相手と『ビッグマッチ』をやってもらいたい。

そのために、
来年の山中には海外で転戦してもらいたいなあと思っています。

昨日のWOWOWの放送では、
山中戦の後VTRで、
ドネアvsダルチニアン
の試合を流していました。

やっぱりビッグネームの試合は、
華があるなあと感じざるを得ない試合内容でしたね。

山中にはぜひ、
ああいったステージに上っていってほしいですね。

間違っても現在の他団体のバンタム級王者の兄弟たちには、
かかわってほしくないですね。

山中を応援するものとして言えば、
『あの兄弟に勝っても、山中慎介というボクサーが”世界的に”得るものは、何一つない』
と思っていますから。

どうか、
テレビ局の思惑に振り回されて【形だけのビッグマッチ】に足を踏み入れることのないよう、
お願いしたいですね。


いつものことですが、
山中の試合を見ると、
胸がスッとします。


さすがはチャンプ!

見事な防衛でした。



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