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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

プロ野球 地獄のロード考

2010年09月07日 | プロ野球
熱い戦いが続くプロ野球。
気候も暑さが抜けませんが、
ばてることなくゴールのテープを切るのは、
果たしてどのチームなんでしょうか。

セ・リーグでは中日が猛烈な追い上げを見せているものの、
やはり伝統の巨人・阪神の戦いぶりこそが世間の注目の的。

しかしながら、
巨人はズルズルと連敗を重ね、
首位・阪神からは3ゲーム差と開いてしまいました。
ここが正念場です。

さて、
この連敗の間、
巨人はずっと東京ドームを離れ、
ロードゲームにいそしんでいました。(地方での主催試合はありますが)

この間が1勝6敗1引き分け。
チーム状態も悪いのですが、
それよりも”自分の庭で戦えていない”事が大きかったりするんじゃないかと思います。
なぜ明け渡しているかといえば、
東京ドームでは【都市対抗野球】が開催されているから。

ちょっと前までは9月にかかることはなかった都市対抗。
しかし9月のこの時期開催ということになると、
巨人にとっても”いよいよムチ入れ”の時期にロードでの連戦が待っているわけで、
なかなか看過出来ない状況に落ちいているわけです。

昔は炎天下の後楽園球場を離れて、
というのもちょっとは意味があったことかもしれませんが、
今は東京ドームを離れることになってしまいます。

ということは、
涼しい中で練習することもまま成らない状況・・・・・・
確かに厳しいかもしれません。

しかしながら、
”元祖地獄のロード”で、
過去何度も上位からの失速を経験してきている阪神に言わせれば、
『な~んだ、そんなこと。なんでもないじゃん』
ということなんでしょうね。

最近は大阪ドームを上手く使って主催試合を組み込んでいる阪神ですが、
昔は甲子園で高校野球を開催している8月に丸々甲子園を明け渡してしまうため、
本当に厳しい戦いを強いられていました。

セ・リーグの他チームにとっては、
『ああ、阪神は8月には落ちてくるから・・・・』
と半ば公然と語られていたもので、
阪神ファンでないワタシでも『不公平だなあ』と感じざるをえませんでしたね。

今だって勿論有利とはいえず、
今年もこの間、10勝13敗と負け越してしまいました。

やっぱりこの時期に、
涼しいドーム球場に居座る中日あたりが、
日程的には一番恵まれているといえるんでしょうか。

パ・リーグはほとんどがドーム球場ですから、
さほど条件による【浮上】【失速】が顕著になるということはありませんが、
それでも多少日程によって有利、不利はあるのでしょうね。(その年毎に)

いずれにしても、
厳しい条件を背負わされている2チームがいつも優勝争い、
これいかに・・・・
というセ・リーグの状況です。

さて、
最後の最後で本拠地での試合が多くなる両チーム。
見事にペナントを制することが出来るのでしょうか。


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