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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

夏の甲子園2023 第10日 エンジョイベースボール、慶応が候補・広陵を破る!

2023年08月17日 | 高校野球

第10日の甲子園。

1日の雨天ブレークを挟み、
この日から3回戦が始まりました。
 
第二試合は、
評判の高い好チーム同士の激突、
慶応vs広陵の試合がありました。
 
まずは立ち上がり、
慶応が広陵の好投手・高尾の立ち上がりを攻め2点を先取。
 
高尾は相手打線を意識しすぎて、
少し慎重になりすぎましたかね。
 
その後慶応が1点を追加しましたが、
ここから広陵がその力をじわじわと発揮し始め、
1点ずつ返し7回に同点。
試合は徐々に広陵に傾きかけました。
 
そして迎えた9回裏。
この回からマウンドに上がった松井から、
広陵は先頭の谷本がヒットで出塁。
俄然サヨナラの空気が甲子園を包みました。
 
松井は初戦では1イニング4失点と厳しいピッチングになり、
不安を抱えたままのマウンド。
 
ここで迎えたのが、
この年代で最高のスラッガーと言われる真鍋。
なんというか、
「やっぱりこういう時には、最高のバッターに回ってくるのが野球ってもんだなあ」
なんでワタシ、ひとりごちていたりしたんですが。
 
ここで広陵の選んだ作戦は送りバント。
最終回同点、
そして地方予選から今ひとつ当たりの出ていないバッターという状況からすると、
至極真っ当な作戦です。
 
しかし。。。
 
高校野球おやじからすると、
「打たせて〜」
って感じでした。
 
そしてバントした真鍋、
やはり慣れていないというのもあったでしょう、
上げてしまい送れずじまい。
 
そして広陵は、
このビッグチャンスを逃して、
試合を決めることができませんでした。
 
試合は延長タイブレークへ。
 
ここで慶応のエンジョイベースボールが炸裂。
まず最初のバッターにバントを選択せず打たせてヒット。
 
その後チャンスに畳みかけ3点をもぎ取り、
同じくタイブレークで敗れたセンバツのリベンジをも果たして、
強豪広陵を撃破しました。
 
慶応は県大会からのいい流れを、
ガッチリ手放さずここまできましたね。
目標は「慶応日本一」です。
 
なんだかその匂いも、
漂ってきましたよ。
 
第四試合は関東勢同士、
しかも松戸と土浦、
そう、常磐線バトルとなりました。
 
力がある専大松戸に対して、
この大会乗っている土浦日大。
試合前から楽しみな対戦でした。
 
この試合、
専大松戸の応援団、
ブラバン含めて、
大雨で東京ー大阪間の新幹線が止まったため、
なんと試合開始になっても球場に到着することができず。
 
平成の頭ごろ、
埼玉から初出場の大宮東の応援団が、
お盆の大渋滞に巻き込まれて試合の最後のシーンまで球場に到着できなかったのを思い出しました。
 
そんな中専大松戸は、
手拍子だけの応援に応え序盤に大量6点を先取。
試合は決まったかに思えました。
 
しかしここから、
乗っている土浦日大の大反撃が始まりました。
 
連打連打で一気に5点を返すと、
あとはイケイケ。
同点、逆転、突き放しと理想的な展開に持ち込み、
終わってみれば10-6の快勝。
 
一気に8強まで駆け上がってきました。
 
土浦日大の戦い方、
いいですね。
1回戦はタイブレーク爆発、
2回戦は強豪に完封、
そして3回戦は大逆転勝ち。
 
なんだかここも、
甲子園で大きく成長してきた感じがします。
まだ熱い夏は終わらないですよ。
 
そして第一試合では沖縄尚学が貫禄勝ち、
第二試合でも八戸学院光星が力を見せつけて8強入りしました。
 
この日も4試合、
熱かったですね。
 
今日もまた、
熱い4試合が待っています。
 
 

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