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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

札幌オリンピック再び

2014年11月28日 | オリンピック

札幌市の市長が昨日、
2026年の冬季オリンピック開催地に立候補を表明しました。

1972年以来2度目、
日本開催としては1998年の長野五輪以来の、
冬季五輪の開催を狙っています。

2020年に東京で夏季オリンピックが開かれますから、
その6年後の開催を目指すということになりますね。

前回の東京五輪は1964年、
そして札幌五輪は1972年でしたから、
そのタイミングのことを考えると、
ほとんど同じということになります。

いろいろと賛否はあるでしょうが、
ワタシは基本的に賛成ですね。

いまアジアやオーストラリアでも、
北海道へのスキーツアーは大人気。

雪の質も世界のスキーリゾートに負けてはいないし、
札幌の都市としての機能、スケールもまた然り。

そして何より、
日本は世界的な国際スポーツイベントをつつがなく開催する能力もあると思っていますので、
冬季五輪の招致もまた、
可能だと考えています。

そして、
特に冬季五輪については、
なかなか今後世界的に見ても開催能力のある立候補都市が見つからないのでは・・・・・というのが世界の流れのようですから、
それならば・・・・・と札幌がイスから立ち上がっても、
ワタシはいいと思いますね。

しかしながら、
五輪の招致ということで考えると、
国内での招致へのムーブメントが巻き起こらないと厳しいと思います。

東京五輪の招致の時にも、
なかなか『賛成』の声が70%を超えることがなく、
四苦八苦していた姿が目に浮かびます。

『どうやって盛り上げていくのか』

ということが問われますね。


昔と違って、
すでに『オリンピック』ということが錦の御旗になって、
みんなが盛り上がるという国家の成熟段階にはないのが、我が国の姿です。

『ここで開催するということに、どういった意義があるのか?』
ということが厳しく問われると思います。

北海道民以外のところで、
しっかりとその世論作りを熟成していく必要があるのでしょう。



ところで、
冬季五輪と言えばほとんどの人が思い浮かべるのは、
長野五輪だと思います。

しかしワタシぐらいの年代には、
札幌五輪も鮮やかな記憶となって甦ってきます。

思い浮かぶのは『日の丸飛行隊』と言われた日本ジャンプ陣。
金・銀・銅の独占で表彰台に上がる姿は、
壮観でした。

そして『銀板の妖精』ジャネット・リンのかわいらしい姿もまた、
大会の華でしたね。


札幌市、あるいは北海道としては、
『経済の起爆剤に』
という気持ちの方が先行しているかもしれない今回の立候補表明。

どのようなムーブメントを巻き起こしていくのか、
注視していきたいと思っています。


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