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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

内山V7  戦慄の上を行く、超戦慄のボディ!

2013年05月07日 | ボクシング

≪WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ≫

チャンピオン               挑戦者・10位
内山高志      K O       ハイデル・パーラ
(ワタナベ)   5回2分15秒    (ベネズエラ)


GWのトリを飾る、
ボクシングの世界タイトルマッチ。

今や日本のエースの座を揺るぎないものとしている【KOダイナマイト】内山が、
7度目の防衛戦に挑みました。

セミ・ファイナルで同僚の河野がきわどい判定で敗れ、
『何としてでも勝たなければ』
と力が入ってもおかしくないシチュエーションでの戦い。

相手は、
かつて坂田(協栄)らと何度も世界戦で激闘を繰り広げ、
日本でもおなじみのロレンソ・パーラの弟であるハイデル・パーラ。

世界的に名が轟いている選手ではありませんが、
何だか不気味なたたずまいを見せて、
激闘を予感させました。

不穏な予感をはらんでのゴング。
案の定、
1・2回はパーラのジャブが内山を捕らえるシーンがあり、
一瞬『ヒヤッ』とした空気が流れますが、
そこからがチャンピオンのチャンピオンたるところでした。

3回に入って、
『内山がパーラをとらえ始めたなあ・・・・・』
と思ったのもつかの間、
4回にはもうワンツーがパーラの顔面にヒット。
そこからお得意のラッシュで挑戦者を、
ダウン寸前まで追いつめます。

そしてフィニッシュは、
挑戦者も落ち着きを取り戻したかに見えた5回。

内山は、
パーラのわき腹が空いた一瞬を逃さず、
『すげえ!!!!』
と唸ることしかできない、
『ドスッ』
と鈍い音が聞こえるようなボディを一閃。

次の瞬間、
パーラはもんどりうってキャンバスに沈み、
内山が『信じられない』ボディ一発でのKO勝ちを収めました。


前回防衛戦の戦慄のラッシュに続き、
今回もまた、
戦慄のボディKOでした。


凄い!


としか言いようのない、
内山のスーパーKO劇でした。

一瞬にして会場を凍りつかせ、
その後大歓声の雨に包まれる内山の試合、
まさに『千両役者』の舞台そのものでした。

彼のボクシングは、
本当に『金のとれる』ボクシングですね。

『見に行きたいなあ』
と思いながら、
まだ内山の試合に足を運んだことのないワタシにも、
大きな宿題を残してくれました。

内山チャンプ!

おめでとうございます。

またまた、
その試合っぷり、
堪能させてもらいました。

次は必ず会場で・・・・。

ひとつだけお願いします。
大晦日とか、GWの最後とか、会場が春日部とか・・・・・。
何だかどうしても『無理だ』と思わせるような防衛戦が続いていますが、
今度は一つ、
【国技館か武道館で、まったくの平日に】
開催してもらえんでしょうか。
そうしたら、
何をおいても馳せ参じますんで。


ということで、
GWの最後を飾るにふさわしい、
スカッとした勝負でした。


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