昨日初めて、
アメリカンフットボールのXリーグを観戦に、
横浜スタジアムに足を運びました。
ハマスタにフットボールを見に来るのって、
昔『リコー・ジャパンボウル』(あるいは『マイカル・ジャパンボウル』)以来だと思いますんで、
90年前後以来ということで、
まあ20年ぶりといったところでしょうか。
まず印象としては、
『ハマスタはフットボールは見やすいスタジアムだなあ』
ということでしたね。
ハマスタ開業当時、
そしてジャパンボウル開催当時は、
席が可動式で、
フットボールを開催するときはぐっとスタンドがせり出してくる、
というものだったと記憶していますが、
今やスタンドは動かなくなってしまったんでしょうね。
NFL並びにNCAAのフットボールは、
”最も好きなスポーツ”だったりするワタシですが、
実は日本のフットボールを見るのはこれが初めて。
【日本最高峰の戦い】
と銘打たれているこの戦いで、
どのくらいの試合を見せてくれるのか、
ドキドキしながらの観戦でした。
このところすっかり日本におけるフットボールの人気も停滞気味なのか、
観衆は目視では3,000~5,000人といったところでしょうか、
ゆったりと席を占領してみることが出来ました。
日本においては、
フットボールはプロスポーツでもないし、
世界に出ていけるわけでもない”マイナー”なスポーツのため、
身体能力の高いアスリートはどうしても集まらないのが仕方ないところ。
そのため、
『全米中のアスリートたちが集まる』NFLやNCAAと比べることは無理がありますが、
それでもそれなりに面白い試合を見せてくれました。
≪第1試合≫
オービック 24-10 ノジマ
ちょっとこの時間帯、
このポジションでこのプレーの選択なの??
というような、
ワタシの中にある【プレー選択のセオリー】が完全に覆されてしまうことが何度かありましたが、
そこそこいい選手も散見できて、
楽しく試合観戦することが出来ました。
しかし、
主審の『切れのない』コールはどうでしょうか?
もっとしっかりと、
観客を試合に引き付けるようなコールが必要だと思いましたね。
それは場内アナウンスでも一緒のこと。
プロリーグでないためしょうがないとは思いますが、
あれじゃあ観客も興奮しようがないですよ。
しかし、
今やBSやCSで毎週NFL、NCAAの試合を視聴できる環境にある中、
日本のフットボールが『市民権』を得るのは、
なかなか難しいことかもしれません。
やはりスキルや身体能力など、
どう見ても本場にはかないっこありませんから。
サッカーやラグビーのように、
【世界の冠たる】
プレーヤーが日本に来て、
そのプレーを見せてくれる必要があるでしょうね。
そうはいっても、
マーケット拡大を狙っていたNFLやNCAAが完全に『見限ってしまった』日本という市場には、
なかなか選手も流れてきてはくれないでしょうね。
茨の道が続くとは思いますが、
何とか【市場拡大】できて、
誰もがその話題を口にするような環境ができるといいですね。