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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

東京五輪2020 サムライジャパン アメリカ破り金! ニッポン、最後のメダルラッシュ!

2021年08月08日 | オリンピック

台風が心配された東京五輪2020。

しかしゴルフも、そして野球も、
予定通り行われホッとしました。


午前中は、
女子ゴルフの激闘に心奪われていました。

日本の稲見は、
この日はショットが安定し、
そこにパットも入って猛追撃。

「狙いはメダルを取ることかな?」
と思っていましたが、なんのなんの。

17番でついにトップをとらえ、
何と金メダルまで見えてくる位置に上げてきて、
世のゴルフ好きオトーサンたちをコ―フンの坩堝に叩き込んでくれました。

18番のティーショットもばっちりフェアウェイに置いての第2打。
『これをしっかり乗せて・・・・』
と思っていたら、
第2打はまさかのバンカーへ。

しかも高いアゴの傾斜にズボッと打ち込んでしまい、
さすがにバンカーショットは寄らずボギー。
惜しくも金メダルは逃しましたが、
2・3意義目の「銀メダルマッチ』のプレーオフに臨みました。

あのリディア・コとの一騎打ち。
しかもさっきボギーを打った18番。
「厳しいかな?」と思っていましたが、
稲見はここでしっかりと2打目をオンさせパーセーブ。
最後に打ったコのパーパットが外れて、
稲見は見事に銀メダルに輝きました。

それにしても見事な4日間でした。
正直、「畑岡は絡めるかもしれないが、稲見は厳しいだろう」
という見立てだったんですが、
いい意味で期待を裏切ってくれました。
今季の好調さそのままの、
見事なプレーでしたね。

黄金世代・プラチナ世代に挟まれた谷間世代の選手と言われますが、
これはもう『稲見世代』と呼んでもよさそうですね。
今後の活躍に期待ですが、
WPGAに挑戦はしないのかな?


午後はお決まりのレスリング、空手で感動をもらいました。
レスリングはこの日は男女ともに決勝に進出していて、
ドキドキの決勝観戦となりました。

男子の乙黒選手は、
最後の最後で大逆転。
タックルが決まった瞬間に、叫んでしまいましたよ。

同時に出場した兄の分もと気合が入っていましたが、
ついに金メダルにたどり着きました。


女子の須崎選手は、
ま~強かった。

吉田沙保里選手をほうふつとさせるような、
見事な強さ。

動きは速いわ、
力は強いわ、
テクニックはあるわ、
まったくと言っていいほど相手を寄せ付けず、
初戦から決勝まですべてテクニカルフォール勝ち。

あのローリングが決まると、
なんだか楽しくなっちゃって。。。

最後の勝負も、
本当に堪能させてもらいました。
金メダル、おめでとうございます。
まごうことなき、『日本選手団の顔』ですね。


ということでメダルラッシュの日本。

最後は。。。。
やっぱりサムライジャパンですよ。

「金メダルしかいらない」

と強く思っていたこの大会。

全勝でたどり着いたこの日の決勝の相手はアメリカ。
勝っても負けても、
やっぱりこの相手じゃなければいけません、野球という競技は。

そんな野球の決勝。
日本は不動のオーダー。
1番山田、2番坂本の好調の二人がしっかりと出塁し、
3番の吉田が返すというパターンにはまればという感じでしたが、
昨日は8番に入っている「ホームラン王」村上がその力を見せつけてくれました。

相手先発、SBのマルティネスを打ちあぐみそうな予感が漂い始めた3回、
打席に入った村上が叩いた打球は、
横浜の夜空に舞い上がり左中間へ飛び込む先制アーチ。

これで落ち着いた日本先発の森下がしっかりと5回を0点に抑え、
いよいよ「必勝リレー」に突入。
復活した千賀が1イニングを抑えると、
7回は「強心臓男」伊藤が繋ぎ、
8回その伊藤から岩崎へ。

日本が誇る強力投手陣に、
アメリカの打者は攻略するには至らず試合は8回の裏へ。

マウンドに上がったアメリカのマクガフに、
普段はヤクルトでチームメイトの山田が鋭くヒットで出塁。

坂本がしっかりと送り、
吉田が見事な技術でセンター前に。
センターからの送球が逸れ、
ホームへ向かって走った山田がぎりぎりでセーフ。
大きな大きな2点目が入り、
日本は2-0とリードして最終回を迎えました。

マウンドには「日本の守護神」栗林が上がりました。

考えてみればこの日の日本の必勝リレー。
先発の森下から始まり、
途中を繋いだ伊藤も岩崎も、
そして守護神の栗林も、
昨年開催されていたらサムライジャパンに選出されていないであろう選手なんですよね。
もちろん先発の一人の柱だった、田中も。。

日本の野球の、
投手の層の厚さということを、
十分に見せてくれましたね、このオリンピックという舞台で。

そんなことを思いながらの最終回。
なんだかアメリカに反撃する力は全く残されていない雰囲気がしていたので、
ほとんどドキドキもせず、
『しっかり優勝を見届ける』なんて感じで、
落ち着いてみていました。

栗林はまさに『いつものように』しっかりと相手を打ち取って、
最後の打者がセカンドゴロを放ち2塁フォースアウト。

日本は84年のロス五輪以来、
正式競技としては初めて、
37年ぶりの金メダルを獲得してくれました。

おめでとう、サムライジャパン。

最後の五輪野球で、
『日本の国技』(と勝手に思っている)野球が、
プライドそのものの金メダルです。

しかもベストメンバーではないとはいえ、
胸に『USA』のマークを付けた「野球の母国」アメリカを破ってのV。
日本の野球は強いんだということを、
しっかりと示してくれました。

わずか6か国しか出場せず、
トーナメントの山組みも『なんだかわけわかんね~なあ』って感じでしたが、
終わり良ければ総て良し。
あ~よかったよかった。

日本最後の金メダル(になりそう)が野球となって、
”しっかり絞めてくれた感”が残って、
よかったよかった。


気分よく寝ようと思ったら、
まだサッカー決勝、
スペインvsブラジルの激闘をやっていて、
目が冴え冴えになってしまいました。

スゲー試合でしたね。
あれが世界No1の対決なんだなあ。。。。。
そんなことを思いながら、
最終日に思いを馳せて床に就きました。


楽しかったオリンピックもいよいよ最終日を残すのみ。

最後のお楽しみは、
世界に挑んでアッと驚かせる、
男子マラソンと女子バスケットの決勝があります。

最後の最後まで、
楽しませてくれます。

そして閉会式の前には、
雨もすっかり上がって星空も出る予定です。



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