東京オリンピックもあと3日となりました。
何とも名残惜しい、
この空気をあと3日間しか楽しめませんが、
目いっぱい空気をから徒に入れ込んで、
楽しもうと思っています。
さて、
昨日は朝から男子50キロ競歩のレースがありました。
日本の川野選手、丸尾選手が先頭集団で粘っていましたが、
しばらくして丸尾選手が集団からこぼれ、
川野選手の背に期待が一身に集まりました。
42キロ過ぎ、
突然丸尾選手が集団からいなくなったと思ったら、
沿道でうずくまって嘔吐。
集団からこぼれ落ちました。
「ああっ」
とがっくりしていると、
不屈の闘志で2位集団に追いついていきました。
最後は振り落とされてしまいましたが、
その気持ちの入ったレースに、
朝から心揺さぶられてしまいました。
ウォーキング大好きの『ウォーカー』としては、
あんなに早く歩けることに畏敬の念を持っていましたが、
根性もハンパないですね。
川野選手、お疲れさまでした。
そしてメダル獲得した3選手の会見では、
50キロ競歩が次回のオリンピックから除外されたことに対して、
尾の魅力をとうとうと語ってくれていて、
映像にじっと耳を傾けてしまいました。
オリンピックにかけるアスリートの熱い思いを、
ここでも感じることができました。
そんな感じで早朝から始まった昨日のオリンピック。
前日の余韻を引きずった感じで午前、午後と流れていきましたが、
午前中はゴルフに目を奪われました。
稲見、畑岡の日本の誇るゴルファーが、
世界を相手に頑張ってくれています。
ゴルフは必ずしも強い選手が勝つわけではないので、
どうなるかはわかりませんが、
上位をうかがうには絶好のポジションです。
オリンピックのメダルは、
なかなかゲットできるチャンスもないので、
ここはひとつ、頑張りましょう!
お昼には卓球男子団体が3位決定戦に臨み、
見事に勝って銅メダル。
やっぱり3決がある競技は、
勝ってメダルを手にできますから、
盛り上がりますね。
お見事でした。
張本をエースに、キャプテン水谷、そして丹羽と、
3人が見事なハーモニーを奏でてくれました。
このオリンピックの卓球を、
いい形で締めてくれました。
レスリングは今日も晴天なり。。。。
乙黒、須崎がいずれも決勝進出を決めると、
夜の決勝では女子53キロ級で向田選手が見事金メダル。
決勝は非常に厳しい戦いで、
先に4点を先取されながら、
見事に大逆転で金メダルを取りました。
女子のレスリング、
今や日本の『お家芸』と言える競技ですが、
各選手ともに粘り強いしたくましいし、
日本女性の素晴らしさを毎日見せてくれています。
スポーツクライミングでは、
前日「金確実」とまで言われていた楢崎選手がまさかの4位に終わりましたが、
昨日は女子で野中選手が銀、野口選手が銅と、
ダブルフィニッシュを決め得くれました。
スポーツクライミングは、
これからどんどん一般に人気になっていくのではないでしょうかね。
スケボーと並んで、
『見ていて面白いし、やってみたい』競技だもんね。
オリンピックでもどんどん「定番の競技」になってきそうですね。
さて、
昨日日本中が注目していたのが、
サッカーU24日本代表の57年ぶりのメダルをかけた銅メダルマッチと、
五輪悲願の金をかけた男子陸上4継でした。
まずはサッカー。
相手は予選リーグで戦ったメキシコ。
日本はスペインとの激闘の後で、
失意の後で疲れもピークだったと思いますが、
なんとかがんばってもらいたい思いはやまやまで応援していました。
日本の選手たちの最後の背中を押す日本の観客が5万人いたら、
きっと結果も変わっていたろうなあ。。。。。。
ずっとあまり感じていませんでしたが、
やっぱり「無観客」に恨み節の一つも、
言いたくなっているワタシです。
本当に頑張ってくれていただけに、
胸に輝くメダルをあげたかった。
でも、
全員これから長く続くサッカー人生の糧として、
そして人生の輝く瞬間として、
深く刻み込まれたことでしょう。
素晴らしかった各選手たちのこれからのサッカー人生に、幸あれ。
今度はフル代表のW杯で、会いましょう。
そして夜半の4継。
流れが悪かった日本の短距離陣が、
逆に一発何かをやってくれるのではないかという予感を感じながら、
この乾坤一擲の戦いを見守っていました。
『多田がロケットスタートを決めれば、日本は面白いぞ』
と思っていて、スタートの号砲が鳴り響くと多田が見事なダッシュ。
隣のイタリアよりも先着してさあ山縣にバトンパス。。。。。。。
と思ったら、
あろうことか日本のバトンが多田から山縣に渡らず。。。。。。
ああ・・・・
無念の失格。
日本の隣のイタリアが優勝するのを見ていて、
『ああ、日本も優勝に絡んだんではないか・・・・・』
という思いがぬぐえませんでした。
無念じゃ~~~~~
それしかありません。
日本のサムライ4人の無念の表情が、
それを物語っていました。
しかし。。。
悪かった流れを「金への道の一里塚」として受け止め、
全員が攻める気持ちで一致していたということを聞いて、
「それでこそわがサムライたちよ」
と拍手を送りました。
死ぬときは前のめりに・・・・・
武士の本懐を果たしたうえでの壮絶な討ち死に。
負けたとはいえ、
この5年の歩み、そして選考会からこの本大会決勝での流れなど、
一連の「物語」は語り継がれていくことでしょう。
そして物語は、パリの第3章へと引き継がれていきます。
そんな壮絶な敗北を見た昨日でしたが、
昨日は見事な二つの競技が、
パッと気持ちを明るくしてくれました。
ひとつは歴史的な快挙を成し遂げた女子バスケ。
昨日は準決勝でしたが、
見事すぎる試合でランク上位のフランスを圧倒。
町田の超絶なアシスト18は記録だそうですね。
ま~外からの攻撃、
見事でした。
スリーポイントが、決まる決まる。
さらに後半は中からの攻撃も冴えて、
まさに「圧倒」という感じでした。
ありえない『オリンピック決勝』の舞台で、
相手はあの絶対王者・アメリカ。
失うものは何にもない。
やったれ~世界のスポーツ史に残る大アップセットを!!!!
そして。。。。。
やってくれました、
男子空手「形」の喜友名諒選手。
すっげ~見事な、
だーれもできないようなキレッキレの演武で、
誰も文句の言いようがない金メダルを獲得してくれました。
なんだか彼の演武を見ていて、
心が洗われました。
前日『勝った』と思った清水さんの無念の銀を見ているだけに、
この金メダル獲得はうれしいですね。
日本の空手は組み手でまったく上位に上がれず、
苦戦しています。
最終日の今日、
空手を志している子供たちのあこがれである荒賀龍太郎選手が登場。
中高生からは【神】とあがめられる彼が、
きっとやってくれると思います。
期待しています。
さあ、
最終盤のオリンピック。
男女のマラソンもまだ残っています。
(〇田の解説だけがホント気に食わないけどね。舞台はオリンピックなんだぜ、小ネタを披露する場じゃね~んだよ。Qちゃんかみずきさんへのメイン解説者の交代を、切に望む。)
楽しみましょう。
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さすがに体が重かったかな・・・。ま、相手もそれは同じだし、モチベーションなのかね?
これまでとは全く別チームのようでしたね。
三苫がベストコンディションだったらなあ、先発だったらなあと昨日のプレイを見てつくづく思いました。
開幕当初、「史上最強」と言われていましたが、内心私は「史上最強はシドニーだよ!」と思っていました。
しかし、いざ始まってみると、足元の技術なんか個々の能力だけで言えば今のチームが数段上じゃないでしょうか。
フランス戦なんかちょっと衝撃でしたもんね。躍動していました。
最後は残念な結果になってしまいましたが、
今後のW杯最終予選に向けてかなり期待が持てる印象でした。
この中から、A代表にも選ばれる選手も出てくるだろうと思います。
それからバスケ!
これには驚きました。すげえよ!
フェンシングに続く今大会一番の快挙ではないでしょうか。
フランスを面白いように翻弄していましたね。気持ちよかったー。
なんといっても町田選手。キレキレでしたねえ。
富樫選手もそうですが、ポイントガードの選手は華がありますね。
これでアメリカに勝ったりした日にゃあスポーツ史上最大のアップセットでしょ!
なんとかやってくれえ!
最後はやはりなんといっても喜友名選手。
いかにも真打ち登場といった貫禄で、まさに不動明王の如く圧倒的存在感。
期待通り、魅せてくれました。
ただ今大会は、過去にないぐらい有力選手の思わぬ敗退が目立つような気がします。
内村選手の落下から始まり、ボンクラ瀬戸の予選落ち、出場選手全員がメダル確実といわれたバドミントン勢のまさかの銅メダル1個。
その中でも衝撃だったのが、金メダル最有力といわれた桃田、トランポリン森の両選手のまさかの敗退。
(私、桃田選手を一番応援していたのでショックでした。過去の不祥事から今大会までの一連の流れが波乱すぎて、神様はなんでこんなに試練ばかりを・・・と。
試合後のインタビューでもう無理でした。もらい泣きです。)
昨日に至ってはリレーのバトンミス(ミスではないですよね。決勝8チーム中最も遅いタイムだから、攻めた結果があーなったわけで・・・)から、
楢崎選手の失敗(もったいなかったなぁ・・・)。
そんな、まさかと思うような敗退が続いたので、ワタシ必要以上に不安になりました。
入場してきたときは緊張しているように見受けられましたし、若干落ち着きがなく顔もやや強張ったような気が・・・
なんかいつもと違う!大丈夫か!!?オレ気にしすぎ?
しかしそんなワタクシの心配など全く意に介さず(そらそうだ)、杞憂なだけで終わりましたね。←(喜友名だけに・・・笑うとこですよー)
ただ己の演武を全うするだけ。いやはや、シビレました。
男が男に惚れるとは、まさにこのことでしょう。(私の中では喜友名選手と、亡くなられた古賀選手!)
もう何もいうことはありません。
空手道の真髄を満天下に知らしめてくれました!やった!!
おめでとうございます。そして、ありがとう!です。
最後のインタビューも良かったなあ・・・(しみじみと)
PS
そんな中、ホント、増○の解説はどうにかならんかね?
とにかくうるさい。解説だけしてくれよと思いますね。
どうでもいい情報をぶっこんでくるけど、それはヨソの番組でやってくれ。
それからこの人は選手のことを「○○さんは・・・」とか、さん付けで喋るから、この前のオランダのハッサン選手を「ハッサンさんは・・・、ハッサンさんは・・・」
耳障りというか、聞いてて「くヮヮあアアァァ!!!」ってなりました。
自分で喋っててなんも思わんの?違和感ないんかい!?
イライラした次第です。
もうオリンピック、終わっちゃうんですね。
いつもオリンピックは楽しいのですが、
今回は格別でした。
たくさんの人たちが『スポーツのチカラ』を感じたのではないでしょうか。やってよかったなあ。。。。。しみじみと思っています。
有名、有力選手たちの相次ぐ苦戦と、新たな若い選手たちの生き生きとした姿が、今大会を象徴しているかと思います。それにしても昨年やっていたら、メダルなどもまったく違う形になっていたんだろうなあ。。。。そんなこと、思います。
さてhanahanaさん、「〇田解説」について同意していただいて、なんだかうれしいです。女子マラソンなんて、有森さん、高橋さん、野口さという輝くメダリスト(しかも3人とも弁舌さわやか)がたくさんいるのに、なんで世界では全く実績もない〇田がいまだに起用されているっていうのが、本当に不思議なところです。まさに「電波芸人」そのもののその解説、そろそろどうにかしてほしいものです。