小倉唯さんが2008年に初めてゲーム収録のスタジオを経験してからまる16年が経っています。
年齢はまだ28歳(あと一か月余りで29歳)ですが、キャリアから言えばもう、ややベテラン寄りの中堅です。
なので、年上の後輩や同年代の後輩も増えてしまって、アフレコ現場での立ち位置も難しいでしょうね。
かつて声優の世界は、キャリアによる先輩後輩の立場が厳しくて、スタジオ内での座る位置まで決まっていて…
ドアの開閉がしやすく、空調の調節パネルもある出入り口付近に「歴」の浅い人が座るしきたりがあったり。
(先輩が出入りするときは後輩がドアを開閉する。空調も後輩が気を配って調整するということ)
でも今はこういう時代ですし、声優さんも若い世代が増えたので、そうした上下関係は緩くなったようです。
唯さん自身は、先輩後輩とかよりも「個人的な親しさ」で距離感を考えているみたいで、最初は誰に対しても敬語で接して…
仲良くなると言葉の距離感も縮める、という風にしているようですね。
(もともとの先輩に対してはずっと敬語)
ただ今公開中の映画『ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉』では、主人公を含めた主要キャスト4人のうち2名が新人なので…
アフレコ現場でも関連のイベントの現場でも、新人二人をサポートするという先輩としての役割を求められることを強く自覚したようです。
こちらの映像は、映画の主役のCVを務めた藤本侑里さんと一緒のときの様子。
二人は年齢は同学年のはずですけれど、先輩としての役割をちゃんと果たしていますね。
一方こちらは、6月で終了したTVアニメ『ワンルーム日当たり普通天使つき。』の打ち上げのときの話が、インタビューで出たもの。
日笠陽子さんや、能登麻美子さん、花澤香菜さんら、先輩にかわいがってもらって、育ててもらった唯さんが…
今は先輩、お姉さまとして、後輩をかばったり盛り上げたりしながら、育てる側になったんだなと感慨深いです。
そして、最近はこんな感じの仕事ぶり。
珍しく夏アニメでの新たな出演はないですが(継続出演はあり)…
まだ言えないけど言いたくなっちゃうような、これから先の楽しみな仕事が目白押しの様子。
引き続き推します。
個人的にお金がなくなったり時間がなくなったり、社会的な変動でエンタメを楽しむどころではなくなったり…
あるいはこの年ですから体がおかしくなったりで…
推すことが出来なくなったりする前に…ね。