昨夜、小倉唯さんの音楽活動の、ソロデビュー10周年記念ライブ配信がありました。
本来は23:30から生配信が始まり、10周年記念日である18日を、ファンと一緒にカウントダウンするという趣旨。
ところが15分ぐらい配信が始まらず、待たされました。
そしてやっと唯さんが画面に映ったと思ったら、機材トラブルらしく、音声が聞こえない。
その後も音声が復旧しないまま、一旦画面がブラックアウトしたり、また戻ったと思ったらやっぱり音声が出ず。
ようやく音声が出て事情説明をする唯さん。
「すみません色々あって…でもバタバタしてたら私のリップがズレちゃって」
と、スタッフや機材のせいではなく、まずは自分マターのトラブルにするというところが、彼女らしいです。
取り急ぎ番組を始めたところで、0時が近づいて…
ファンと一緒にカウントダウンを始めようとしたら…
あと数分というところで、なんと、またしても音声が消えるという最悪の事態。
仕方なく無音の中、クラッカーをひとりで鳴らす唯さん。
そして、何か大声で叫んでいる唯さん。
聞こえないので、なんと動画なのに、ミニホワイトボードで「筆談」になるという…
「ありがとう!」って言ってたんだね。
こんなYouTube配信、見たことない。
気の毒もいいところ。
それでも動じずに、健気に番組を続けようとする唯さん。
あげくの果てには、唯さんが読もうと思っていたファンからのお祝いコメントを、スタッフが失くすという…
なんとか見つかって、読んで…
そしてお祝いケーキが出て来て、写真を撮る段取りになったら、誰も準備しておらず。
「えーん😢誰も撮ってくれない」
ふだんの『ゆいしょ!』の番組ではなく、大事なアニバーサリーのイベントだったのに…
考えられないほどのトラブル連発に、スタッフが慌て、パニックになっての不手際なのでしょうけれど…
ここまでぐだぐだのボロボロになっても、スタッフを責める言葉や態度は全くなく。
「えーん💧」と自らの不運を嘆くことはあっても、不機嫌な様子や、ふてくされた表情は全く見せず。
こういう「まさか」という非常時になったときに、本当の人柄っていうのが出るんですよね。
自分の落ち度は全くない不始末なのに、決して怒ったり周りを責めたりしないところが、小倉唯。
それどころか、モニターにしていたタブレットまで調子がおかしくなり、緊急に一時預けたときには…
「ごめんなさい」となぜか謝ったりして。
君は悪くないよ……
唯さん、素晴らしいスキルを持ったパフォーマー&マルチクリエイターであるところも…
真面目でひたむきな、努力家であるところもいいところですけど…
こういうときこそ表に出てくる人柄が、やっぱり一番「推せる」ポイントなんですよね。
もうじき27歳という若さで、ここまで「気が練れてる」女性、なかなかいないと思います。
いや、歳なんか関係ない。世の中、いい年こいてすぐぷりぷり怒ったり、他人のせいにする人だらけですからね。
そして、どんな事態が起きても、周りじゅうみんながパニックになっても…
動じることなく、事態が復旧したら、すぐに平常心に戻って…
番組をしっかり進行する「胆力」もまた、たいしたもの。
本当に、尊敬できる人です。
べつにアニメ好きでもないし、アイドルにも興味ない、むしろオタクとか好きでない、いい歳こいた私が…
小倉唯さんにだけは「ハマって」応援し続けている理由、わかってもらえるでしょうか。
そして関係者からのコメントで、デビュー曲を作曲した、俊龍さんからのメッセージ。
俊龍さんは、唯さんのライブコンサートを「皆勤賞」で見てくれているそうです。
「今日の小倉唯は、昨日の小倉唯をしっかり超えて来るなあと感じています」と。
唯さんも「日々、自分を越えて行きたいと思います、これからも」と言っていました。
最後に「改めてなんですけど…」と始めて。
「デビューして10年も経つというのに、こんなにたくさんのスタッフさんに支えていただいたり…」
「たくさんのファンの方に応援していただいていること、全部、私は当たり前だと思っていません」
とごあいさつ。
「10周年ということに安心せず、この10年でやっとスタートラインにつけた、ぐらいの気持ちでやりたい」
さらに…
「本当はこのお仕事、続けてなかったはずなんですよ」
(そう、大学を卒業したら心理カウンセラーになるつもりだったんですよね)
「でも私がやめちゃったら、悲しむ人がたくさんいるのかなと…」
「人を悲しい気持ちにさせることはしたくないなと」
「だから、ここまで続けて来れたのは皆さんのおかげなんですよ、ほんとに」
「今はこうやってひとを勇気づけたり、励ましたりできるお仕事につけていることに、感謝しています」
「本当は、ライブに来てくださる人とか、声優の仕事を応援してくださる方の全員…」
「お一人お一人に、顔を合わせて、私からの感謝を伝えたい」
「なにかそういう催しが出来ないかと、真剣に考えています」
「みんなだいすきだよー。いや、ほんと大好きです!」
と、ファンへの熱い思いを語ってくれました。
こちらも、一層の応援をして行きたいです。