これはオランダにある、親を失ったり迷子になったりしたアザラシの赤ちゃんを保護して…
自立できるようになったら海に戻す活動をしている施設です。
そこのアザラシの子たちがいるプールの様子を、24時間生配信しているYouTubeアカウントがあります。
最近まで登録者が数十人程度の小さくて地味なアカウントだったのですが、日本人に「発見」されてからどんどん登録者が増え…
あっという間に26万人になってしまったとか。
寄付金も2日間で800万円に登り、そのほとんどが日本人からだそうです。
このアカウントのファンいわく…
>見ているだけで癒される
>仕事でやられたメンタルが回復する
>世の中のいやなことや理不尽さを忘れられる
ということで、日本人社畜の皆さん御用達、などと言われています。
当の施設で働く皆さんは、予想もしなかった遠い国での盛り上がりに喜び、感謝しつつも困惑してる様子。
数日前、十分成長した子アザラシ2頭を海に帰す「卒園式」があって。
日本時間では夜中の2時頃の生中継だったのにも関わらず、その中継動画が大バズりしました。
保護飼育員さんたちの方をときどき振り返り、一瞬戻りかけたりしながら(人間から見ると)名残惜しそうに海に帰って行く姿が…
視聴者の涙を誘ったそうです。
なんでも流行したときだけ大騒ぎして、ブームが終わるとあっという間にいなくなってしまうのが日本人ですから…
いつまで続くか怪しいものですが…
こうなる前も、ずっと地味に活動を続けて来た「あざらし幼稚園」ですから、日本人が去っても大丈夫だと思います。
ところで私がこのプチブームのことを知ったのは、こちらの「X」投稿がきっかけでした。
卒園すごく寂しくて最後まで
— 小倉 唯 (@yui_ogura_815) August 8, 2024
見られないかも。。。😭🦭
あざらし幼稚園の卒園式で涙止まらないよ〜🥲🥲🦭
— 小倉 唯 (@yui_ogura_815) August 8, 2024
かなり以前から、小倉唯さんが動物関係の動画が大好きでよく見ていることは知っていましたが…
さすが、こういうものへのアンテナは高いですね。
一時、唯さんも多忙さでメンタルがやられかけていたのか、ラジオで…
「動物たちの生きている姿の尊さに、見ているだけで胸が締め付けられて苦しくなるので、最近見られないんですよ」
なんて言っていたのですけれど、最近はまた見ているんですね。
彼女自身も2匹のわんちゃんたちの飼い主で、ブリーダーの所にいる犬たちの生育環境を今より悪くするような法律の改悪案が通りそうになったときには…
ツイッター(当時)で反対署名に参加する呼びかけをしたりということがありました。
(法改悪は無事阻止されました)
動物だけでなく、すべての生き物に愛情を注いでいる彼女。
もっと歳を重ねて、時間の余裕もできたら、動植物保護の活動などを、始めるかもしれませんね。
おまけ動画。
愛犬のうちの1匹、ルパンくんを愛でる唯さんのTikTokです。
そしてこちらは4年前、唯さんがいま飼っているわんちゃんたちをお迎えしたときのYouTubeです。