昨日、父が行っているデイサービスの業者から急に電話がかかって来ました。
お父さまの体調が悪いので、デイサービスは打ち切って、車でおうちに送り届けます、と。
下痢が止まらず、熱はないのだけれど気分が悪く、血圧も高く、不整脈がありますとのこと。
これはまた、救急車を呼ぶ案件か?と慌ててペッピーノで実家へ急行しました。
そのまま入院とか、実家で看病ということになってもいいように、着替えまで持って。
でも着いてみると、父は倒れてはおらず、ソファでぐったりというわけでもなく、シャワーを浴びていました。
ひとりでシャワーを浴びられるなら、少なくとも救急車は不要だなと、とりあえず胸をなでおろしました。
風呂から出てきた父に話しを聞くと、便秘がひどくてお腹が張るので、実は下剤を倍量飲んだと。
それは下痢にもなりますよね。
何の薬を倍量飲んだのか名前を聞いて、あとで息子にLINEをしたら…
「それは大変だよ。かなり強い薬だから倍量なんて絶対にNGだ」と。
素人だし年寄りだから……でも薬は飲み忘れよりも、量を多く飲む方がヤバいなんて常識ですよね。
今の若い子は風邪薬とかの「オーバードーズ」なんてやって、ラリってたりしますけど…
あれ命に関わることもありますから。
ただ、血圧がいつもにまして高いのと、不整脈というのはちょっと心配なので…
デイサービスの業者から勧められたとおり、その日は安静にして様子を見て…
今日、改めて医者に行きました。
もともと父は、40代のころから心臓が悪くて、10年ほど前には冠動脈にステントを入れる手術もしています。
改めて、来週火曜日から水曜日まで24時間計測の心電図を付ける予定が入りました。
まあ……血圧とか不整脈とかに関しては、急に寒くなって体調を崩した部分もあるのではないかと思います。
うちの父は、特に、というか異常なほどの寒がりで、一緒に過ごしているとこちらが暑くてつらいほどなので。
それと、尋常でなく寂しがりで、ひとりで過ごすのが辛いというのもあるのかなと。
かといって、私たちと同居は、気兼ねするし迷惑かけたくないから、いやだと。
なので自分で、高くても良いから質の良い介護施設に入りたいと。
老健にいる母には、父と同じ施設はいいとしても同じ部屋に入るのは嫌だ、とはっきり言われてしまっているし。
その上、老健に面会を申し込むのさえ、母から電話があって、いろいろ理屈をつけて「やめてくれ」と。
私一人ならともかく、父と会うのがいやなのかもしれません。
そんなこんなで父としては、孤独が生きる気力を萎えさせ、鬱気味になって…
食欲が湧かなかったり、体調がすぐれなかったりする部分もあるのかなと思います。
その証拠に、普段は食べる気がしないと言いながら、私や妻と一緒に会食するとそれなりに食べるのです。
今日も、お昼一緒に熊本ラーメンを食べたら…
それまでしょぼしょぼしていたのに「うまかったし体があったまった」と言って元気になりましたから。
その後、別のところに入ってコーヒーを飲みながら話したのですが…
自分で「イタリア栗のモンブラン」を食べたいとリクエストして、ぺろりと平らげていたほど。
身体を温めて、話をしたら元気が出て。
安心はしましたけれど、こうなるとやっぱり、一人暮らしはもう限界が近いのかなと思います。
父としては、また母と一緒に暮らしたい、というのが何よりの願いなのが、ひしひしと伝わるのですが…
それほどまでに、母がいやがっているのでは仕方ないですね。
60年も夫婦でやって来たのに、あの歳になってそんな「片思い」状態で、なんとも悲しいことです。
気温30℃に迫る夏日から、翌日はもう秋を飛ばして、初冬の気候になってしまって、寒かったのは確かですが…
父としては、心がもっと寒いのかも。
寒い話ばかりで終わるのも何なので…
「おまけ」に小倉唯さんの動画も貼っておきます。
「ウマ娘」としての活動がまとめられたものです。
ではどうぞ。